まさか私って音痴なの?自宅で簡単に測定する方法

意外と自分は音痴ではないと思っている人は多いです。

というよりも自分の声というのはなかなかわかりづらいものです。

録音した声が自分の声と理解するまでに時間のかかった人は少なくないのではないでしょうか。

Contents

1.音痴に自覚症状はあるのでしょうか

自分では上手に歌っているように思えても、周囲からみると「あの人は音痴なのでは?」といったように思われている人はすくなくないようです。

「私は音痴ではない…」と思っている人が実は音痴だったりするのです。

このことから、音痴かどうかというのは自分で判断するものではなく、周囲が客観的に判断するものだということがわかります。

ですから、自分では気持ちよくメロディに乗って歌っているのに、周囲から音痴と言われて初めて気がつくケースが多いのです。

もっとも面と向かって音痴と行ってくれるのは気心の知れた友人くらいですから、まずはそういった仲の良い友達とカラオケなどに行って自分の歌を聴いてもらうようにしたほうがいいでしょう。

2.音痴には二つの種類がある

音痴には大きく二つの種類があります。

一つは感受性音痴であり、もう一つは運動性音痴です。

何やら難しい響きがありますが、簡単に説明すると、音痴の原因が脳にあるのか喉にあるのかということです。

感受性音痴というのは、音やメロディを聴いてもその音程を自分では理解しづらく、的確に音の高さというものを捉えることができません。

厳しい言い方になるのですが、音を聞いてもその音を自分で正確にイメージすることができません。

ですから、その音を真似て発生してみても音階がずれていることが多いのです。

それでいて、自分ではしっかりと歌えていると思うのですから、自分では音痴という自覚がまったくないのです。

むしろ、うまく歌えていると思っているのですから当然と言えるでしょう。

一方の運動性音痴はどうでしょうか。声を出すためには喉の筋肉が重要になってきます。

その筋肉をうまく使うことで、音を出しているのです。

当然ですが、その筋肉がうまく使えないと音が上手に出せません。

それが原因で音痴となってしまうのです。

感受性音痴と違って、音の高さを正しく理解しているけれども、それを性格に再現することが難しいのが運動性音痴なのです。

運動性音痴のほうがまさか私って音痴なの?自宅で簡単に測定する方法
性音痴の人よりもマシなのでは?と思う人も少なくないと思います。

確かにそういった例もありますが、自分の力では音の制御がうまくできずに音痴を克服できない人もいるのです。

ただし、音階はしっかりと理解できているので、音はずれていても抑揚などで歌うことができます。

声の質が多少悪くてもメロディには乗っているのでそれなりに聞こえることが多いのです。

運動性音痴は、ボイストレーニングなどで多少でも改善することができます。

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性音痴というのは持って生まれた性格にも似ているので、克服するのは大変な努力が必要ですし、無理な場合が多いのです。

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性音痴であってもそれを克服した例もありますから、ボイストレーニングをすることは無駄にはなりません。

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3.音痴かどうかを判断する方法

一番簡単なのは自分が得意と思っている曲を一曲歌ってみてそれを録音して聞いてみることです。

自分の歌っている声というのはなかなか聞かないものですから、このときはしっかりと聞いてみましょう。

スマホを持っていれば簡単に録音して聞くことができます。自分の思っている声と違ってびっくりする人もいるかもしれません。

そのときアカペラで歌うのではなく、きちんと伴奏に合わせて歌うことが大切です。

そして、自分の歌がきちんとメロディに乗って歌えているのかをしっかりと判断しましょう。

人には得手不得手があります。

歌にもこれがあてはまります。つまりは上手く歌える曲があれば、上手く歌えない曲もあるのです。

感受性音痴はどうやっても音痴になると考えがちですが、自分に合った曲を見つけることで、しっかりと人に聞いてもらえることができます。

これは運動性音痴でも一緒です。

高い声が出ない人でしたら、高い音程の曲を避けて選曲するのです。

高音や低音を万遍なく使う曲は音痴の人は苦手だと思います。

ですので、できるだけ音の抑揚の少ない平易な音程の曲を選択するといいでしょう。

4.自分に合った曲を選択する

自宅で自分が音痴かどうかを測定するのは、スマホや携帯電話などに自分が歌ったものを録音して聞くのが一番です。

家族にも聞いてもらって判断してもらうようにします。

家族の場合は忌憚のない意見を聞くことができるので、友人以上に貴重な意見を聞くことができるでしょう。

そして、自分に合った曲の選択ということになりますが、これは自分が歌いたい曲とは違った曲になることが多いでしょう。

ですから、これは、と思うものを選択肢ながら歌ってみて、それを録音して聞いてみる…。

こういったことを試行錯誤しながら試しながら、自分に合った曲を選択するようにします。

もっとも、自分を音痴と自覚してしまうと、カラオケなどにも行きづらくなってしまいます。

友人とのカラオケは楽しんだもの勝ちでもあるので、音痴を気にすることなく歌ってみるのもいいでしょう。

友人からも指摘を受けながら歌える曲を探す方が自分で試行錯誤するよりも楽しいものです。



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