“怪物”とは一体だれなのか。その正体とは……!?
日本を代表するストーリーテラー・坂元裕二(脚本/『花束みたいな恋をした』)と映像作家・是枝裕和(監督/『万引き家族』)が初めてタッグを組んで描いた圧巻の人間ドラマ、映画『怪物』。
いよいよ6月2日(金)に劇場公開されます。
映画「怪物」ノベライズ本 #読了
今日新聞読んでたら
受賞することでめっちゃネタバレしてて、いいのか?という感じ。
読了後でよかった。田中裕子さん演じる校長の最後の方の台詞が良かったです(これもネタバレか?) pic.twitter.com/rCqBxMUirn— りえ (@akn_ama_yuigs) May 30, 2023
それに先駆けて、完全ノベライズ版が登場。
坂元×是枝の“物語”を存分に小説で味わうことができます。
「名監督の鳴り物入りの映画ということと、怪物という題名に関心をもったが、最悪。何が怪物かまったくわかたない。強いて言えば生きづらい今の世界の比喩なのか。中心になるメッセージがない以上、映像ではぐらかしても無駄と感じる。どう受け取るかは個人の自由だが、これはいらないもの。」
「映画のタイトル名やCMの雰囲気からホラーだと思っていましたが、ホラーではありませんでした。
実際に怪物が出てくるとは思っていませんでしたが、おそらく怪物とは人間の心に潜む比喩的な意味での怪物だと思っていましたが、最後まで読んでも、何が「怪物」なのかわかりませんでした。」「蟻を虫眼鏡で焼いたこと(幼い頃の後悔してる恥ずべきエピとして語られなければならないこと)を、嬉々として話したり、自分の中の真実を事実にするために所々嘘をついたりする“怪物”が周りに現れて、排除したので、タイムリーだなと思って読みました。常識が違う人というのはいるものですが、“面白い人”ですむ人と、実害がある周りに居て欲しくない人、というのは分かれるものですね。。。」
|