官房長官と幹事長 橋本五郎(著) 青春出版社 (2018/11/2)

自民党総裁選で3選を果たし、総理大臣として憲政史上最長在位が見えてきた安倍内閣。

一強ともいわれる安倍内閣に限らず、歴代の強力な政権、長期政権のかげには、

必ずと言っていいほど、官房長官や幹事長がその仕事師ぶりを発揮していた。

そんな時のトップリーダーを支える歴代の官房長官、幹事長の仕事を振り返りながら、

組織を、人を、そして時にトップをも動かす政治力の秘密を、政治記者生活40年以上に及ぶベテラン記者が明らかにした一冊。

トップリーダー1人の力で政治が動いていくほど、日本という国は単純にできていない。

官房長官や幹事長が見えないところで汗をかき、知恵を働かせ、時に清濁併せのみながら政治力を発揮していくことで、

物事が動いていくというのもまた、一面の真実である。

そんな政治の表舞台からは見えてこない彼らの役割と仕事師ぶりを明らかにする―。

「官房長官と自民党幹事長と、自民党政権の内閣と第一与党のそれぞれのナンバー2について書かれた本です。
著者は官房長官については「実力型」「忠臣型」「野心型」「総理への階段型」、自民党幹事長については「ライバル型」「総理への階段型」「独立独歩型」があるとし、政権ナンバー2について書いています。それについて、著者の取材経験を踏まえて、過去の官房長官や自民党幹事長に関するエピソードが書かれています。
また米英独の外国について日本における官房長官や第一与党幹事長に相当する地位についても書かれています。
巻末に1964年の第1次佐藤栄作政権から2017年の第4次安倍政権までの内閣と、官房長官とその在任期間、自民党幹事長とその在任期間が表になっています。」

「時の政権の政策が成就するかどうかは、幹事長および官房長官の手腕ならびに才覚に依り決まる。これを今までの実例を挙げながら具体的に説明されたとてもわかりやすい本です。
著者が、長年読売新聞の論説委員、政治部長、編集局次長などを歴任してきており、政治の仕組みなどに精通していることおよび現在もコメンテ-タとして活躍されている事もあって、本の内容についても納得出来るものがあります。
ぜひ、一読をお勧めしたい。」

「この本は、政治に興味ある人は、家に置いとくべき一冊である。官房長官の役割、幹事長の重要性等、知ってそうで知らないことがこの本で、わかるようになる。後藤田さんのエピソードは、知っていても面白かったなあ。秀逸である。
1人のお客様がこれが役に」


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