感情の整理ができる人は、うまくいく 有川真由美(著)、Jam(イラスト) PHP研究所 (2021/7/31) 1,320円

あなたは、自分の感情に手を焼くことはありませんか?

自分の感情をどうすることもできず、引きずられてしまうことはありませんか?

どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情とうまく付き合うことは、人生において重要なスキルといっていいでしょう。

自分の感情をどう整理していくかで、仕事のやり方も、人との付き合い方も、生き方も変わってきます。

人生がうまくいくか、いかないかは、感情次第といっても、過言ではありません。

しかし感情は、なかなか変えられないもの。頭ではわかってはいるけど、どうしても感情に引っ張られてしまう。

怒りたくないのにイライラしてしまう、考えたくないのに悩みの種についてぐるぐると考えて頭から離れないことは、だれしもあるでしょう。

人生をうまく進めていく人の共通点は、こうした自分の感情と現実との折り合いをつけるのが、うまいこと。

自分の感情は、それはそれとして受け止めて整理しつつ、現実に対しては、「あら。そうですか」と、あっけらかんと向き合っているのです。

ネガティブな感情が深刻にならないように、食い止める術を知っているので、感情に流されることはなく、自分の目指す方向に足を進めることが可能です。

反対に、人生がなかなか思うようにいかない人の共通点は、自分の感情をもて余して、現実との折り合いがつけられないこと。だから、なかなか前に進めません。

本気で「自分の目標を叶えたい」「いい人生を送りたい」と考えたときに、自分のネガティブな感情を整理していくことは、どうしても不可欠なのです。

この本では、感情を整理するための、とっておきの考え方を、まんがとともに紹介します。

「仕事中、上司に怒りを露わにしてしまったり、焦って失敗ばかりで周りに迷惑をかけていると落ち込んでしまったり、と感情がコントロール出来ない自分にネガティブになっている時に偶然見つけ購入しました。章のはじめに、かわいらしいキャラクターの4コマがあり、その後の文章にスッと入っていけます。「感情と現実を分ける」という話が胸に残り、手帳にもメモしました。「グレーでも良い」という話は、何事もはっきりしていないと進みにくいADHDの私にはモヤモヤしましたが、それもひとつの考え方だとおおらかに受け止めたくなりました。自分の感情の手綱を握るために参考になることがいくつも書いてました。何度もきっと読み返すだろうと思います。」

「怒り、イライラ、寂しさ、つらさなど、マイナスの感情をコントロールし、穏やかな心と賢明な判断力を取り戻し、いかに幸せな人生を手に入れるかが分かる本です。
まんがでストーリーが示され、その後に「感情の整理」についての解説が続いて、とても分かりやすく、具体的な行動につながるアドバイスが得られます。
著者の有川さんは、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌など執筆活動をしている作家、写真家で、感情の整理が上手くできない人に、ぜひお薦めしたい一冊です!」

「「腹を立てたとしても、一銭の得にもならない」「怒り:理想と現実のギャップで生まれる」「上から目線の怒り:立場を利用して相手に甘えている」など、無駄な感情を抑えるシステムを教えてくれます。
特に「怒ると損をする:時間とエネルギーの無駄」は、怒っても何の得にもならないことを教えてくれます。」


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