緊急事態宣言の夜に さだまさし (著) 幻冬舎 (2021/2/25)

コロナでも、ただでは起きない。

2020年9月。いち早く、観客を入れてライブをおこなったさだまさし。

コロナ禍に「大切な人をなくしたくないんだ」と歌ったミュージシャンの、思いと行動の感動の記録。

大好きだから、会わないでおこう。

気持ちとは真逆の行動が求められることになってしまった、コロナ禍の日常。

さだまさしは、緊急事態宣言が発出された夜に、「緊急事態宣言の夜に」という歌を発表。

「お前のおふくろ死なせたくないんだ 大切な人をなくしたくないんだ」というメッセージを伝えた。

2020年、デビュー以来こんなに長期間ライブをしなかったことはなかった、というさだまさしがミュージシャンとしてどのような思いで活動してきたか、また、自身が設立した「風に立つライオン基金」が試行錯誤の中おこなってきた、医療機関、福祉機関などへの様々な支援の様子を綴る。


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