名探偵じゃなくても 小西マサテル (著) 宝島社 (2023/12/8) 1,650円

シリーズ累計10万部突破

『このミス』大賞受賞作

『名探偵のままでいて』続編

南原清隆(ウッチャンナンチャン)感嘆!
「幻影の中に誰も見えない真実が見える認知症の祖父とその孫娘。
登場人物たちが私の心に棲みついて、ミステリーの連鎖にドキドキしながらも、
一編の人情落語のように余韻が残りました」

〝密室状況からの消失〟〝学校の七不思議〟――

謎を解くのは認知症を患う、私の祖父。

(あらすじ)
クリスマス直前、居酒屋で〝サンタクロース消失事件〟について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。

彼は、かつて小学校の校長を務めていた楓の祖父の教え子なのだという――。

〝連続自殺未遂事件〟や〝泣いている死体〟など、楓や我妻が持ち込む不可解な謎を、レビー小体型認知症の祖父が名探偵のごとく解決する。

しかし、その症状は一進一退を繰り返しており……。

(著者プロフィール)
小西マサテル
1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。
第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2023年に『名探偵のままでいて』(宝島社)でデビュー。
現在、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン.TV@J:COM』『明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト』や単独ライブ『南原清隆のつれづれ発表会』などのメイン構成を担当。

「このミス大賞作品の続編

前作より読みやすくて、2作目だからか
楓の嬉しそうな顔、不安そうな顔、それらが自然と目に浮かぶ

前作を未読でも楽しく読めると思う (前作を超えてるかも!!!!)

前作はミステリー小説がたくさん出てきたけど今作はミステリー映画も!それも嬉しくなるしその映画も観たくなる

表紙のイラストも可愛くてこの2冊を正面向きに本棚に並べてます

私は我妻推し!!!!次回作はもっと登場してくれるといいなぁ」

「トリックについては未読な方のため、何も感想は書きません。ただ、読み終えてとても幸せな気持ちになりました。登場人物皆に、この先幸せが来ますように。」

「「名探偵のままでいて」続編ということで、前作を読まずにここから始めるのはちょっと無理(登場人物の説明とか端折ってあるので)なので、まずは前作を読みましょう。

主人公のおじいちゃん「碑文谷さん」の病期の進行にドキドキ、主人公と2人の男性の三角関係にドキドキ。消えたサンタの謎はこの季節にぴったりです。」


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