望月の烏 阿部智里(著) 文藝春秋 (2024/2/22) 1,760円

累計200万部突破&アニメ全国放送決定!

大人気異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」待望の最新作。

絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。

その后選びのため、南北東西の大貴族の家から選ばれた、四人の姫君たちが、宮中での〈登殿の儀〉へと臨む。

しかし下級官吏として働く、絶世の美姫の存在が周囲を――。

八咫烏シリーズ紹介

日本神話にも登場する三本足の伝説の烏、八咫烏(やたがらす)。

本作「八咫烏シリーズ」は、人間の姿に変身することが出来る彼らの一族が、異世界・山内(やまうち)を縦横無尽に飛びまわる異世界ファンタジーだ。

作者の阿部智里は史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞してデビュー。

『烏に単は似合わない』と同時間軸の『烏は主を選ばない』にはじまり、続く『黄金の烏』『空棺の烏』『玉依姫』『弥栄の烏』までの6巻で第1部が完結。

平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎、天敵・大猿とのバトルなど、日本神話に通じる壮大な世界観が話題を呼びミリオンセラーを更新している。

2020年9月、満を持した3年ぶりの書き下ろし『楽園の烏』で第2部がスタート、外伝として『烏百花 蛍の章』『烏百花 白百合の章』(2021年4月下旬刊行)がある。

最新刊は『望月の烏』(2024年2月刊)。


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