全六章。
読む順番で、世界が変わる。
あなた自身がつくる720通りの物語。
すべての始まりは何だったのか。
結末はいったいどこにあるのか。
「魔法の鼻を持つ犬」とともに教え子の秘密を探る理科教師。
「死んでくれない?」鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。
定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。
殺した恋人の遺体を消し去ってくれた、正体不明の侵入者。
ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。
殺人事件の真実を掴むべく、ペット探偵を尾行する女性刑事。
道尾秀介が「一冊の本」の概念を変える。
道尾秀介さんの「N」を買いました。
読む順番で物語が変わる本で読んでて未知な感覚で入り込めました。
この本720通りあるらしいのですが
多分全部読みきれない…
一冊の本で720通りあるのはすごい… pic.twitter.com/vc5ROUHKG6— ユキーパー99 (@yukiipar) March 24, 2024
道尾 秀介
1975年東京生まれ。04年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年には『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞を受賞。『向日葵の咲かない夏』は、オリコン調べによる“09年度で最も売れた本”となる。最近では、月9ドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(CX系)の原作を書いたことでも話題に。
「一本ずつのストーリーに短編ながら深さと読みやすさがある。
また少しずつ、他の話とリンクしている部分があるのも個人的には嬉しい演出であった。」「読みながら、「あっ、そういうことだったのか!」と驚きの展開でした。
どの章から読み始めても面白いと思います。」「子供が読みたいと言ったので買ってみましたが、とても本自体の作りも面白く、内容もどこから読んでも良いと今までにない本でした!」
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