認知症の人を理解したいと思ったとき読む本 内門大丈 (監修) 大和出版 (2018/4/14) 1,430円

正しい知識とやさしい寄り添い方 (心のお医者さんに聞いてみよう)

何度も同じことを聞く
いつも探し物
財布を取ったと疑う
ガスの消し忘れ
リモコンが使えない
料理がつくれない
日付の混乱……。

「どうしてあんなことを言うのだろう」
「なぜこんな振る舞いをするのだろう」
「いったい何を考えているのだろう」

接する家族は、不思議だったり、悲しかったり、腹がたったりの毎日。

しかし“不可解な行動”の理由がわかれば、やさしい気持ちになれるし、対応の仕方も変えられる。対応の仕方は症状の改善にも影響する。

本書は、訪問診療で患者の暮らしを熟知している専門医が、周囲の「あり方」「支え方」を図解でわかりやすく説く“家族必携”の1冊。

知っているのと知らないのでは大違い。認知症の人とともに生きるために欠かせないこと。

【監修者紹介】
内門大丈
医療法人社団みのり会湘南いなほクリニック院長。横浜市立大学医学部臨床准教授。医学博士。精神保健指定医。日本精神神経学会専門医・指導医。日本老年精神医学会専門医・指導医。日本認知症学会専門医・指導医。
1996年横浜市立大学医学部卒業。2004年横浜市立大学大学院博士課程修了。大学院在学中に東京都精神医学総合研究所(現・東京都医学総合研究所)で神経病理学の研究を行い、04年より米国ジャクソンビルのメイヨークリニックに研究留学。06年横浜舞岡病院を経て、08年横浜南共済病院神経科部長に最年少で就任。現在、いなほクリニックグループ共同代表として認知症在宅医療を推進。NPネットワーク研究会代表世話人、レビー小体型認知症研究会事務局長として認知症診療の充実、認知症情報のアウトリーチ活動に取り組む。

「義母が認知症で、最初は娘からこの本を勧められましたが、今は私が身内に紹介をするほど、老若男女問わず読みやすい本です。
本書では、日常生活の中での本人の気持ちや、必ず意味のある症状や行動、その対応の仕方などが項目ごとに見やすく具体的に解説されていて、とても理解しやすいです。」

「84歳の母がアルツハイマー型認知症になったので購入しました。
挿絵や図が多くて、大変わかりやすい内容になっていると思います。
母の場合、嫉妬妄想が激しく、なんとかならないかと思っていたので、本書を手にしましたが、認知症の人に寄り添う事の大切さを実感しました。
焦らず、無理せず、母が穏やかに暮らせるために頑張りたいと思います。」

「義理の父がアルツハイマー型認知症と診断され、本書を購入しました。
とても分かりやすく、どのように認知症の人と接するべきか理解できました。また、私自身に先入観があったことに気付かされました。」


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