お父さんはユーチューバー 浜口倫太郎(著) 双葉社 (2020/7/21)

お前のためなら何にでもなれる。読みたい本ランキング1位。宮古島で繰り広げられる感涙の家族小説。

宮古島のゲストハウス「ゆいまーる」のひとり娘、小学五年生の海香は絵を描くことが大好き。

将来は東京の美術大学に入りたいと思っていた。

そんなある日、父親の勇吾が宣言した。

「俺はユーチューバーになる!」 

宮古島の自然とゲストハウスに集う人々を通じて描く、家族小説。

「美しき海に浮かぶ宮古島。そこで民宿を営む勇吾、一念発起でなんとユーチューバーを目指す。もちろんド素人。小5の娘海香や周りを巻き込んでの奮闘は、再生回数「5」から始まった。しかし、勇吾持ち前の天然キャラでいつしか有名人に。でも、“焦り”って人を惑わせるんよね…。まさかの悪循環が発生で「お父さんなんか大嫌い!」。しかし、夢を追った過去にその“焦り”の深い真実があった。10年前の東京での苦闘の日々。そうだったのか…。人々の、広い穏やかさが心を包み込む。勇吾が泣いた、海香が泣いた、私も泣いた、幸せに泣いたよ。」

「勇吾さんのハチャメチャな行動は、単なるユーチューバーとしての驕りかと思ったら、実は10年前の東京時代につながるとは思わなかったなー意外な展開にびっくり。宮古島には行ったことがありませんが、きっと海キレイなんだろうなーと思い浮かべてしまいました。行ってみたいな!最後に知りましたが、映画化された「22年目の告白-私が殺人犯です-」の作家さんなんですねー」


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