ピノ:PINO 村上たかし (著) 双葉社 (2022/3/30) 1,210円

『星守る犬』で日本全国を感動の涙に溢れさせた村上たかしの最新作。

今回も“泣き”の村上たかしの真骨頂が見られる。

ピノは世界で初のシンギラリティに到達したAI「PINO」を搭載した人型ロボット。

AIは、心を持つことができるのか。

そして“心”の正体とはなんなのか。

ピノと、彼が介護するおばあさんの交流を描いた、涙腺崩壊必至の作品。

「やはり紙媒体での漫画は捨てたものではない。是非手に取って読み進めていただきたい。誰かを、何かを失ったことがある方ならば必ずハラハラと涙を流すはず。そして、そのことを思い出させてくれるとても素晴らしい作品と思います。」

「自立式の人間型ロボットの登場する物語が昔から大好物で、村上たかしの作品はすべて読んでいる自分にとって、もの凄く大切な1冊になりました。第1話冒頭から、この物語への期待と不安が体の中を駆け巡り、気がつけば涙を流していました。初めてとは思えないほど緻密に構成されたSF作品であるとともに、近年の村上たかし作品と同じく、人間というものの美しさ、醜さ、その本質が描かれています。」

「「攻殻機動隊」「未来の二つの顔」「私は慎吾」等、AIに関しての代表作は多々ありますが今作も間違いなくAIを扱った名作です。機器に命がめばえる件は鳥肌物でした。又さすが村上先生、高齢者の描写が一番上手い作家だと思います。アニメか映画での映像で見たい作品です。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事