米国人の夫の看取り、20余年住んだカリフォルニアから熊本に拠点を移したあたしの新たな生活が始まった。
週1回上京し大学で教える日々は多忙を極め、愛用するのはコンビニとサイゼリヤ。自宅には愛犬と植物の鉢植え多数。
詩人伊藤比呂美さんのエッセイ集「ショローの女」:中央公論社
婦人公論連載の時のイラストを可愛らしく使っていただきました!
50代目前で、高齢の両親と子供に囲まれた私にとっては、覚悟と共感とリスペクトの連載でした。またゆっくり読み返していきたいと思います。 pic.twitter.com/Wh7t7nJwWB— 石黒亜矢子 (@ishiguroayako) June 19, 2021
そこへ猫二匹までもが加わって……。
襲い来るのは台風にコロナ。老いゆく体は悲鳴をあげる。
一人の暮らしの自由と寂寥、60代もいよいよ半ばの体感を、小気味よく直截に書き記す、これぞ女たちのための〈言葉の道しるべ〉。
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