売れない小説家・大菅賢は担当編集者を口論の末に殺してしまい、茨城に逃亡する。
潜伏先で自殺を決意するも、すんでの所で桐畑直美と出会い、彼女の家に匿われることに。
さらに、直美の覆面作家として賢が小説を書いて再デビューを狙うことで二人は意気投合したが、そんなゴーストライター作戦が簡単にうまくいくはずもなく――。
傑作ピカレスク・サスペンスホームコメディの誕生!
読んだ文庫本 #読了
藤崎翔さんの
「指名手配作家」
指名手配された小説家の行く先は。#藤崎翔#双葉文庫 pic.twitter.com/exMPr9JRm6— しん (@KVZwxIXgvusWgP9) March 12, 2022
著者について
一九八五年、茨城県生まれ。高校卒業後、六年間お笑い芸人として活動。
二〇一四年に初めて書いた長編ミステリ『神様の裏の顔』(受賞時「神様のもう一つの顔」を改題)で第三四回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、小説家デビュー。
著書に『こんにちは刑事ちゃん』『あなたに会えて困った』『守護霊刑事』のほか、テレビドラマ化された「惜しい刑事」シリーズなどがある。
「ミステリーでもあり非常に暖かい作品でもありました。文章も読みやすく作者の他の作品も読んでみようと思います。」
「以前「神様の裏の顔」を読んだことがあり、とても面白かったので、書店で購入。今回の作品も、読み始めたら次が気になり話に引き込まれ、ほぼ一気に最後まで読みきってしまいました。最後まで読むと、また細かい所を確認したくなり、読み返してしまいます。買って良かったです!」
「適度なハラハラさ、笑い、子育て、社会問題。欲張りすぎじゃないかと思うほど、内容が満載なのにつまずきなくスムーズに読み進められる。何といってもおもしろい。ぜひ読んでみて!」
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