六本木騎士ストーリー 弘兼憲史 (著) 幻冬舎 (2021/4/21)

女優の卵が在籍するクラブとして高い人気を誇る「クラブチック」。

オーナーの守川敏氏は、現在ナイトクラブの事業とともに、ワイン事業でも名を馳せる。

度重なるライバル店からの嫌がらせ、反社会勢力からの暴力、スポンサーからの裏切りが相次ぐ六本木の地で、なぜ彼はまっとうに這い上がることができたのか。

「島耕作」の著者、弘兼憲史がその生き方に共鳴するという”六本木王”の経営哲学をマンガで書き下ろす。

「六本木の高級クラブ「クラブチック」のオーナー守川敏をモデルに、彼はどのように六本木の夜の街の帝王となり、ワインを扱ったECショップ、飲食業などの成功を収めることができたのか。反社会的勢力とは身体を張って距離を置き、同業者からの嫌がらせにも屈することなく、従業員、お客様の幸せのために応えてきたのは彼の「誠実さ」であった。守川氏はあとがきに「夜のお店の経営者ということに、どことなくどことなくコンプレックスがあって」とあるが、これを読めばそれは全くの杞憂であると万人が思うことであろう。弘兼憲史のドラマチックな展開は読むだけで楽しいし、根底に流れる守川氏の信念には大いに刺激を受けた。」

「六本木の夜(ナイト)と颯爽と駆け抜けてきた騎士(ナイト)をかけたタイトルにまず魅了される。肝心のストーリーも数々の障害を軽々と越えるスピード感とそこに至るまでの覚悟の重さが交錯して実に清々しい。人に優しく理不尽には負けない。揺るぎない自己とぶれない信条の美しさは格別です。巻末の対談がここまで面白いのも特筆もの。主人公の守川氏と川村氏の今後の活躍に期待。続編希望。」

「いわゆる「夜の街」で這い上がってきた男の物語。 ライバル店からの嫌がらせや暴力団からの不当な要求等様々なトラブルに見舞われながらも己の信念を貫き、真っ当なビジネス感覚で経営を維持・拡大してきた男の熱い息づかいが伝わってくる。これも一つの男の生き方だよなあ・・・と感心させられた。やはり男は、どんな仕事であれ自分の信念に忠実に動き、従業員や顧客のために働かなければ一流の男にはなれないのだなあと考えさせられた。」


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