1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 加藤俊徳 (著) ダイヤモンド社 (2021/9/29) 1,430円

「選ばれた才能」を120%活かす方法

「左利き」は天才?それとも…変人?

何が得意で、何が苦手?

そして結局、何者なのか?

1万人の脳をみた名医が、最新脳科学ではじめて明かす10人に1人の「選ばれた才能」のすべて。

【目次】
はじめに―私は左利きだったから世界で最初の「脳内科医」になった
序章 すごい左利き
そもそも、なぜ「利き◯◯」があるの?
左利きは天才? 変人?
左利きの「あたりまえ」が「すごい脳」をつくる
《コラム》人類はいつから右利き優勢になった? …

第1章 「直感」がすごい―ひらめきで人生が好転する
左利きの直感がすごい理由
左利きの得意技「ひらめき」
「直感」をもっと伸ばす脳トレ
《コラム》スポーツをするとき、左利きが有利? …

第2章 「独創性」がすごい―豊かなアイデアが生まれる
「イメージ記憶」が選択肢を増やす
左利きは「天性のコピーライター」
「独創性」をもっと伸ばす脳トレ
《コラム》左利きは認知症になりにくい? …

第3章 「ワンクッション思考」がすごい―ひと手間が脳を強くする
「ワンクッション思考」を重ねると発想力が豊かになる
ワンテンポ遅れるのは「ワンクッション思考」をしているから
「右脳」をもっと鍛える脳トレ
《コラム》子どもは右利きに矯正したほうがいい?…

第4章 「最強の左利き」になる
右手と左手でできることを「比べる」
左利きと右利きの「役割分担」でいいものを生み出す
左利きはマイノリティではなく「選ばれた人」…
おわりに―左利きも右利きも、脳の違いを知ればうまくいく

著者について
左利きの脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。 株式会社脳の学校代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニングの提唱者。14歳のときに「脳を鍛える方法」を求めて医学部への進学を決意。1991年、現在、世界700カ所以上の施設で使われる脳活動計測fNIRS(エフニルス)法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。ADHD注意欠陥多動性障害、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。帰国後は、独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、子どもから超高齢者まで1万人以上を診断、治療を行う。「脳番地」「脳習慣」「脳貯金」など多数の造語を生み出す。InterFM 897「脳活性ラジオ Dr.加藤 脳の学校」のパーソナリティーを務め、著書には、『脳の強化書』(あさ出版)、『部屋も頭もスッキリする! 片づけ脳』(自由国民社)、『脳とココロのしくみ入門』(朝日新聞出版)、『ADHDコンプレックスのための?脳脳番地トレーニング?』(大和出版)、『大人の発達障害』(白秋社)など多数。

「タイトルを見て私のための本だと感じて予約・購入しました。
これまでの人生で感じていた苦手なこと(例えば集団で意見を交わしたり、指名されて感じた事を発表したりすること、今すぐ何か言わなければならないなど)がなぜ苦手だったのかが初めて分かったのです。
左利きはアイデンティティだとは分かっていたし左利きの自分が好きなのですが、私は自分自身を最大限に活かせていないと感じていたため、これまで困っていたことが左利きとしての脳の使い方が関わっていたのだとわかったことと、左利きを前面肯定されてうれしいこともあり、本当に読んでよかったです。
左利きがどのような脳の使い方をすれば最大限に能力を発揮できるかも書かれており、もっと深く知りたいとさらに興味が湧きました。先生の著書は、脳の強化書に続き二冊目ですが、他にも読んでみたいです。」

「もともと左ききでした。子供のころ、食事抜きや暴言暴力をうけながら右利きに矯正させられました。(今なら児童虐待ですね)「左ききに自信を持っていいんだ」と嬉しくなりました。」

「他人と違う「異質=ダメ、間違い」と思われたり、言われたりすることに囚われてで生きてきた者です。左利き以外にも他人と異なる要素は色々あると思いますが、読んでて、「あるある」と頷きながら読んでました。例えば、他人と会話をしていて、説明がすっ飛ぶことがよくあります。友達や家族なら、ある程度理解してくれますが、気をつけなくてはですね。「わかってくれない」と縮こむのではなく、「わかってもらうには」を改めて大切にしようと思います。本の根拠として、定量が少ないというコメントもみかけましたが、この本は定性だけでもいいのでは。難しい根拠は先生の論文で!(^o^)」


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