ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ (著), 友廣純 (翻訳) 早川書房 (2020/3/5)

ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。

6歳で家族に見捨てられたときから、カイアは湿地の小屋でたったひとり生きなければならなかった。

読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女のもとを去ってゆく。

以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。

しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく…みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。

全米500万部突破、感動と驚愕のベストセラー。

★★★書評・ご紹介★★★
「目利きが選ぶ3冊」日経新聞夕刊 2020年3月19日付★5(北上次郎氏)
「本よみうり堂」讀賣新聞書評 2020年4月5日付(宮部みゆき氏)
「今週の本棚」毎日新聞書評 2020年4月18日付(仲俣暁生氏)
産経新聞書評 2020年4月28日付(新田啓子氏)

「ダ・ヴィンチ」2020年4月号(3月6日発売)「4人のブックウォッチャー絶対読んで得する8冊」ご紹介(山崎まどか氏)
「ダ・ヴィンチ」2020年4月号(3月6日発売)「注目の新刊」コーナー
「週刊文春」2020年3月12日号「ミステリーレビュー」★4.5(池上冬樹氏)
「渋谷のラジオ」渋谷の柳瀬博一研究室 2020年3月18日(柳瀬博一氏)
「ミステリマガジン」2020年5月号(3月25日発売)「勝手に文庫解説2」(北上次郎氏)
「本の雑誌」2020年4月号(3月10日発売)「ミステリー春夏冬中」(宇田川拓也氏)
「Post Book Review」週刊ポスト 2020年4月19日発売(鴻巣友季子氏)
「週刊新潮」2020年4月23日発売号 書評欄(佐久間文子氏)

「北上ラジオ」第13回Presented by 本の雑誌社 2020年3月11日(北上次郎氏)
「基本読書」2020年3月9日(冬木糸一氏)
読書メーター「週間おすすめランキング情報 Vol.375」小説部門第1位
「Realsound」bookカテゴリ「山崎まどかの『ザリガニの鳴くところ』評:多くの問題を内包する大ベストセラーの魅力」2020年3月16日(山崎まどか氏)
「文学Youtuberベル 2ndチャンネル」 2020年4月20日「本・雑誌が7冊も! 3月分 #のベルズ プレゼントを紹介します! 」Youtube(文学Youtuber ベル氏)
「BIRDER」2020年5月号 書評欄

「見捨てられた環境で野生の中でなんとか生き抜く少女の厳しいサバイバルミステリー…と思って読むと途中から彼女は非常な美人で、頭がとてもよく、生物学と美術と文学に非常な才能を持ち合わせており、学校教育を受けていないのに恋人の教えで20そこそこで生態学の専門書の傑作を何冊も書くまでに…みたいな感じになり、そこで非常に冷めてしまいました…
彼女の置かれた逆境と彼女が簡単に発揮する才能やら美貌の強さが非常にアンバランスでリアリティがなく、なんだかディズニープリンセスみたいで非現実的だなと感じてしまいました。メアリー・アニング美少女版サクセスストーリーという感じです。
踏みにじられた女が逆境の中でシビアな現実と闘う物語は北欧ミステリーなどではわりとよく見られ、そっちを期待してしまったのですがこれはあくまでティ―ン向けノベルの亜種ですね。
そのように割り切って読むとシナリオ運びは丁寧で読ませる力はあり、読んでるときは楽しめたと思うので★3つです。」

「小さい頃から家族に見捨てられ、一人で生きてきた少女。自然とふれあいながら、冷たい目を向けられる一方で、優しく見守る店主や、恋人の存在が大きく、野生的でありながら知性を兼ね備えていきます。
昔の恋人に捨てられて、できた新しい彼氏が亡くなったのは事故なのか、他殺なのか?
最後まで引っ張ってくれました。
自然の厳しさと同じようなラストシーンに胸が締め付けられる思いでした。カイア、どういう思いだったんだろう。」

「最近のアメリカの小説の大味さ!特に推理小説のつまらなさに辟易して読まなかったが、この小説は面白かった。登場人物の心理がそれなりによく伝わり、最後まで余韻を残しながら一気によめた。」


(クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事