美談はフェイクだった!?泉ピン子の「橋田壽賀子さんの散骨」

泉ピン子、「橋田壽賀子さんの遺骨」騒動で墓穴 ウソをついていることが明らかに

さすが腹が据わった大女優。

泉ピン子(74)が「亡き橋田壽賀子氏(享年95)から託された思いに応えて遺骨を海にまく」と明らかにしたのは6月上旬。

その“美談”には多分にウソが含まれると週刊新潮の6月23日号で報じられました。

今度はとうとう涙ながらに、恩人の遺骨を海に還したと語ったのです。

散骨は聞いていない

泉ピン子は6月2日の会見で、橋田氏の遺骨を持っていること、一周忌を過ぎたのを機に、これを故人が愛していたクルーズ船から海にまくつもりであることを公にしました。

しかし、これに橋田氏を知る関係者が激怒。

「生前の壽賀子さんから、散骨を望んでいると聞かされた人はいない」

「遺骨の全ては現在、ご両親が眠る四国の橋田家の菩提寺に納められているので、そもそもピン子さんは遺骨を持っていない」

と真相を語ったのです。

「いつまでウソをつくつもりでしょうか」

しかし、そんな訴えもどこ吹く風、泉ピン子は自ら描いた脚本どおり、堂々次のステップに踏み出しました。

14日に横浜港からクルーズ船「飛鳥II」に乗り、15日の午前中、太平洋に遺骨をまいたというのです。

そして16日に神戸港で船を降りるや否や、

〈涙が止まりませんでした。先生は大好きな飛鳥で大好きな海に帰りました〉

とのコメントを発表。

この件を翌日のスポーツ紙は、すべて泉ピン子の主張を鵜呑みにした美談調で報じたのです。

これを聞いて、

「彼女はいつまでウソをつくつもりでしょうか」

と前出の橋田家の関係者は嘆息します。

親族でもないのに

実は図らずもこの際のコメントで、彼女のストーリーが虚偽であることが証明されているというのです。

泉ピン子は次のようにも語っています。

〈遺骨は、火葬場で提供を受けた。火葬の際、特別に分けてもらった〉

ところが、先の関係者によると、

「その場にいたから間違いありません。火葬場では、ひとまず壽賀子さんのお骨は熱海の自宅の仏壇に置くためのものと、愛媛県にある橋田家の菩提寺に入れるものとの二つに分けた。それ以外に遺骨はない。しかも熱海のものもその後、橋田家の墓に納骨されました」

さらにこうも指摘します。

「ですから、ピン子さんが遺骨を持っていることはありえない。だいたい、親族でもない彼女が骨を分けてもらえることは絶対にない。百歩譲ってピン子さんが本当に遺骨を持っていたのならば、それは人目を盗んで勝手に持ち去ったことになります」

分骨も散骨も望んでいなかった

そもそも泉ピン子はこれまで周囲に、遺骨は「納骨の際に石屋からもらった」とうそぶいていたというのです。

それがいつしか「火葬場でもらった」との弁に変遷しているのですから、摩訶不思議な話というしかありません。

さらに、

「壽賀子さんは分骨も散骨も望んではいませんでした。橋田家の菩提寺でご両親とともに静かに眠りたいと言っていたのです」

この点、当の泉ピン子に問うと、弁護士が代わって、

「遺骨は火葬場で受け取った」

等々繰り返すのみ…。

いかに大女優といえど、いつまでもありもしない脚本で偽りの演技を続けることは許されないでしょう。

ネットの声

「昨年父が亡くなった。葬儀場に散骨についての案内パンフレットがあり、初めていろいろ手間がかかることなのだと知りました。確かに、骨をどこにでも撒いたりしたら、大変なことになりますね。勝手にクルーズ船から散骨する、というのは、事実であればいけないことで、石原慎太郎さんのように、きちんと手順を踏まなければいけないはずです。勝手に一部の骨を手に入れて、こっそり海に投げ入れたのか?であれば、秘密にしないとまずいことだと思う。もう、泉さんの話は取り上げないことですね。」

「泉が言っていることを実際に生前の橋田は口にしていたんだと思う。ただ話の流れで深い意思もなく言っていたのだろう。橋田の最大の理解者を自認する泉は故人の戯言を真に受けてしまったが、現実問題として実家の墓に入っているのであれば、それが橋田の最終的な希望だったのだと思う。現実を受け容れられない泉は友人の死後の扱いに不満を持ち、妄想が誇大化しているのかもしれない。泉は冷静になるべきだ。他人はいくら親しくても血を分けた親族より身近な存在にはなれない。」

「そもそも「関係者」は誰なのかという話です。
「面倒見てもらう」と橋田氏が泉氏に言ってた記憶があるので、近い親戚はいないのだろうと思っていました。
ここでも「関係者」という言葉だけで「親族」の言葉はないです。
財団は財団でやりたい方法があり、泉氏はたとえ正しいといえなくても橋田氏の意向をかなえてやりたいと思うかもしれない。
財団VS泉氏の喧嘩でしかないのかなと思います。」

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