
何と読む? 有働由美子が驚き「知らなかった。調べ直してみます」
有働由美子が10月28日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演。
漢字の読み方にまつわる事実に驚きを口にする場面がありました。
目次
メールテーマは「誰も言わないけど…」
この日の番組のメールテーマは「誰も言わないけど…」。
誰も指摘しない事実についてのメールを募集したところ、スーパーのお茶を販売するコーナーで店員が「おいしい“ろうほ”のお茶ですよ」と、老舗の茶葉を紹介していたとのメールが寄せられました。
日本語は難しいです。
老舗「しにせ」とばかり読むのかと思いきや「ろうほ」でも正解
判官贔屓「ほうがんびいき」だと思っていますと「はんがんびいき」でもいいとか。
反面、不文律は「ふぶんりつ」で「ふもんりつ」とは読まないとか。— 山田桂一郎(前横浜市会議員 港南区) (@yamadakeiichiro) October 30, 2022
“ろうほ”を誤読と認識
有働アナは
「“ろうほ”ね…どうしよう。店内販売だもんね。どこかで教えないといけないパターンだね。伝えないとね」
とコメント。
アシスタントの熊谷実帆アナも
「“しにせ”はさすがに大丈夫でしたけど…」
と続いたのです。
ともに、「ろうほ」の読みは誤読との認識を示しました。
この種の日本語は結構多い。一切、一寸、梅雨、重複。元々誤用とする立場が主流だった読みを辞書が認めた例もある。日本語は常に流動的。ただ、梅雨のようにどちらでもいいと広く知られているのものは別として、他は少数派の読みをしちゃうと「無教養な人」と思われちゃうことがあるんですよね。
— nakas17 (@nakas171) October 29, 2022
“ろうほ”OKの指摘のメールが複数
しかしその後、番組に「辞書に“ろうほ”という読み方も出ていますよ」などと指摘のメールが複数来たそう。
有働アナは「え?マジ?」と驚き、
「ろうほのようかんって言ったら、いいわけ?ろうほのお茶、ろうほのようかん…」とポツリ。
「知らなかった。調べ直してみます。ろうほ、OKでした」と、この日の学びを口にしていました。
知っていますか?「老舗」は一般的には「ろうほ」ではなく「しにせ」と読むのが正しいとされているんですが、国語辞書や漢字検定などでは「ろうほ」でも正しい読み方になっているんです。
— 教えて?金剛石bot (@osiete_oriharu) October 30, 2022
ネットの声
「日本国語の言葉は、時間の経過により2つ読み方があった場合、ある程度多数になった言葉が口語として通用する段階でその読み方が確定するということがある 。国語辞典などがそれである。結局、使う人の数の多い方が勝ちということ。だが、統一する必要はなく、どちら読みでもできて良いのではと思う。どっちが正しく、どっちが間違いとすれば、ある時期は正しかったものが、時間が経つと間違いになるのでは、納得がいかないからだ。」
「これと少し違うけど「役不足」という言葉の問題もある。本当の意味は、『有能な人に対して与えられる役職が不足している=その人を簡単な仕事で使っている事がもったいない、もっと高い能力に見合った仕事を与えるべきだ』という意味なのだが、恐らく一般的にはその逆で「難しい仕事を任せるにはあの人は役不足だ=あの人は仕事のレベルに比べて能力が低い」という意味で知られてると思う。本来の『』の正しい意味で使ったとしても、それを聞いた側が「」の間違った意味で覚えていたらそれは褒め言葉ではなくけなす言葉になってしまう。」
「個人的な感想としては、和菓子屋さんとか食材関係は割と「ろうほ」と紹介されるケースがあったように思います。旅館や呉服店、商店などは「しにせ」という呼び方が一般的だった様な記憶があります。そう言えば最近では「ろうほ」という言葉自体あまり聞かなくなりましたね。」