ジョージ・ハリスン『コンサート・フォー・ジョージ』再び劇場上映

ジョージ・ハリスン、『コンサート・フォー・ジョージ』が20周年を記念して再び劇場上映されることに

ジョージ・ハリスンは追悼コンサート『コンサート・フォー・ジョージ』の映像が世界各国で再び劇場上映されることが決定しています。

2002年に撮影されたもの

『コンサート・フォー・ジョージ』はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて2002年に撮影されたもの。

ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ラヴィ・シャンカール、アヌーシュカ・シャンカール、ジュールズ・ホランド、ジェフ・リンらが共演しています。

この追悼コンサートはエリック・クラプトンと妻のオリヴィア・ハリスンによって主催。

映画とサウンドトラックはドルビーアトモスでリマスタリングされ、新たに撮影されたオリヴィア・ハリスンとダーニ・ハリスンによるイントロダクションが付けられています。

劇場上映は20周年を記念して11月29日に行われる。現時点で日本での上映は予定されていない。

いつかこんなことをやれたら

「ずっと昔にジョージは理想のライヴを想像しながら、『いつかこんなことをやれたらな。特別な機会があったら、自分にとって大切な何人かを呼びたい』と言っていました」

とオリヴィア・ハリスンはプレス・リリースで述べています。

「ジョージが書いた曲でも最も深く感動的な曲が友人たちを核とするグループによって心を込めて演奏され、その意味は彼の不在によって強まることになりました。あの素晴らしい夜を20年後に大きなスクリーンで復活させることができて喜ばしく思います」

ダーニ・ハリスンは次のように続けています。

「20年前、父親の親友たちの横でステージに立って、父の人生と音楽を祝福しました。父が亡くなって、あの日にやったことは最も美しいことの一つです。関わった人の多くの愛があり、それは『コンサート・フォー・ジョージ』の映像に保存されています。みなさんも楽しんでいただければと思います」

ポールは新作ボックス・セットを

オリヴィア・ハリスンは今年ジョージ・ハリスンに捧げた詩集も刊行しています。

一方、ポール・マッカートニーは自身の監修の下、80枚の7インチ・シングルで構成されたボックス・セット『ポール・マッカートニー ザ・7インチ・シングルス・ボックス』が12月2日に販売開始されることが決定しています。

 

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