グレープ…46年半ぶりの復活ライブ

フォークデュオ「グレープ」 46年半ぶりの復活ライブ!

「ここまで来たのが夢のよう」

さだまさし(70)と吉田政美(70)とのフォークデュオ「グレープ」の復活ライブを11月3日、東京・神田共立講堂で開催しました。

「グレープ」として46年半ぶりのステージ

「グレープ」として2人がステージに立つのは、約46年半ぶり。

同所は1976年に解散ライブを行った場所で、結成記念日となるこの日に結成満50年を迎えました。

集まった約800人のファンの中には、解散ライブに来ていた人もおり、2人とも感激。

さだは「時間が経ってから一緒にステージに上がると思いませんでした。ここまで来たのが夢のよう。これからもチャレンジしていきたい」と力を込め、

吉田も「あなた(さだ)と付き合っているおかげで、こんな素敵な機会をいただけました」とほほ笑んでいました。

一夜限りのライブ

“一夜限り”と銘打ったライブでは、ヒット曲「無縁坂」など全16曲を披露。

舞台に2人が登場し、1曲目から代表曲「精霊流し」を歌唱し、

その後さだが「こんにちは。グレープです」と自己紹介すると、観客からの温かい拍手に包まれます。

吉田は「この後トークショーでいいんじゃない?」と話すと、

さだも「『グレープです』って言って、精霊流し歌ったら、もういいよね」とニヤリ。

軽快な掛け合いで、会場の笑いを誘っていました。

さらに47年ぶりの新作アルバム(来年2月発売予定)も発表。

ライブでは新曲「ゲシュタルト崩壊(仮)」「天人菊(仮)」も披露していました。

レーズンではなくグレープ

今年6月に吉田がさだのコンサートを観覧。

その後食事に行き、話し合った結果「グレープ」復活ライブの開催が決定したそうです。

普段からステージに立つさだとは違い、音楽プロデューサーとして活動する吉田。

終演後取材に応じたさだは「準備は大変だったと思うよ」とねぎらう一方、

吉田は「70年も生きてるといろんなことがあるね」としみじみ。

さだは「グレープは進化している。レーズンではなくて、グレープだぞというところをもっと見せていきたい」と意気込んでいました。

ネットの声

「実際の「精霊流し」はあんな哀調を帯びた静かな催事ではないのですが(苦笑)
グレープのライブアルバム「三年坂」は今でもよく聴きます。中でもさださんがクラフトに提供した「僕にまかせてください」と「さよならコンサート」を聴くと青春時代のほろ苦い思い出がよみがえります。」

「まっさん!まちゃみ!半世紀ぶりの再結成おめでとうございます!
コンビ名はグレープ改め「ワインズ」はいかがでしょうか。」

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