羽賀研二 激白60分「いまは閉店後のデパートで搬入作業をしています」
深夜2時をすぎても”眠らない街”新宿・歌舞伎町は酔客で賑わっていました。
フラフラとラブホ方面へ消えるカップル、
缶ビール片手に大騒ぎする学生、
路上にへたりこむ中年男性――
その喧騒をかきわけて、焼けた肌に白いジャケットを羽織った羽賀研二(61)が現れたのです。
目次
「なんでも聞いてください」
表情に少し疲れが滲んでいるのは、『愛本店』での「体験ホスト」2日目を終えたばかりだからでしょう。
「イベントに呼んでいただいた御縁で、5日間、体験入店することになったんですけど、感心しましたね。『愛本店』のホストたちは皆、僕よりも40歳くらい年下なのに実にしっかりしている。礼儀正しく、お客様のどんな動きも見逃さないし、どんな話題にもついていく。真面目だし、よく勉強していますよね。しかもアイドル並みにハンサム。『還暦すぎた羽賀がホストなんて……』と皆さん思われているでしょうけど、当の本人は全然負けるつもりはない(笑)。若い子にはない経験が僕にはあるから。TPOに合わせた振る舞いを披露していますよ。ごっつい背中を見せてやろうじゃないか、とね」
羽賀研二氏のYouTube観ていたら昔白金台のブルーポイントで彼と良く遭遇したのを思い出した。
なぜか良く遭遇したけど、本当彼カッコ良かった。
そういえばブルーポイント、無くなっちゃって本当残念。テラス席好きでした。 pic.twitter.com/RZ1A59y0Wa— Kavanov (@Kavavn1) July 19, 2023
詐欺容疑で逮捕
初代「いいとも青年隊」でブレイク。
数々の美女と浮き名を流してワイドショーの常連となった”誠意大将軍”の経験値は、たしかに接客に活かせそうです。
「実は『愛本店』さんからは20年前にもホストデビューのオファーをいただいていたんですよ。当時は『ニュー愛』という名前でしたけど、仕事が忙しすぎてお断りしました。あのころは丸一日休める日が3年に1日あるかどうかという、激動の日々を送っていましたから……」
しかし、羽賀の「激動の日々」は2007年、突如、終わりを告げます。
未公開株の売買をめぐる詐欺などの容疑で逮捕されたのです。
歴代最強の洋楽日本語カバーと言えば、羽賀研二の「ネバーエンディングストーリーのテーマ」を置いて他にないと思ってるんですけど、他に面白い日本語カバーをご存知の方っています?щ(゚Д゚щ)https://t.co/48lSBNaxct pic.twitter.com/TwNFcMr5kl
— SACHIKO EX (@js5dm9b9jwhy1tq) July 16, 2023
徹底的に叩かれた
当時、各メディアがこの事件を報じていました。
羽賀は「感謝しかないです」と言うのでした。
「フライデーには当時、徹底的にやられましたね。もちろん、自分が悪いんですけど、本当に地獄を見ました。でもね、恨みなんて全くないです。僕、フライデーさんの表紙を飾らせてもらったことがあるんですよ。頑張っている人は応援するし、悪いことをしたら、ちゃんと批判する。それは当然だしフェアだと思っています。そして今回、こうして頑張ろうとしている僕を取材しに来てくださった」
「すべてを失った」ことで「教訓を得た」と羽賀は前向きです。
「考えが浅かったというか、軽かったというか……自分の身に起こることって、すべて己に原因があるんですよね。うまい話なんてないんですよ。もう、高級車を乗り回したいという気持ちにはならないと思います。普通の生活を普通に送れる人になりたい。いま、拠点にしている沖縄で、社員10人ちょっとの小さな会社を経営しています。人材派遣とか、和菓子などの販売をしていて、ポップアップストアをやるときは、僕が閉店後のデパートで搬入作業をしていますよ。あとはジュエリーのデザインですね。贅沢できるほど稼いでないですし、晩御飯がカップ麺なんて当たり前ですけど、地に足をつけて一歩一歩、ひとつずつ信頼を積み上げていかないと本当に終わる、と思っていますから」
3年間で休みが1日あるかどうかだった芸能の仕事は月に1~2本となりました。
「朝起きて、柔軟体操して、腕立てをして、ランニングして、自分のYouTubeチャンネルで”お天気報告”をするっていうのが毎日のルーティンです。そうして健康を保ちながらもう一度、心のネジを締め直して、皆さんに納得してもらえるようなところまで自分を戻したい。それが夢であり、目標ですね」
人生最大の誠意を見せねばなりません。
羽賀研二。かつてタレントの梅宮アンナとの交際でテレビを賑わせた、もう人々の記憶から消え失せた男だ。借金返済の為に人を利用し欺く。借金を踏み倒す。暴力団に金を渡し返済相手を脅迫し借金を帳消しにする。数々の悪事を働くも悪びれる様子はない。この男は希代の悪だ。pic.twitter.com/ziRhk7tXes
— 世間はこいつらを忘れてはならない!この事件を風化させてはならない! bot版 (@bot_never4get7) July 15, 2023
ネットの声
「優しい語り口や誠実な表情。一般人であればまたコロリと信用してしまいそうです。
そんな羽賀研二さんにまだそれほど悪い印象がなかった頃から「稀代のワル」と見抜き一貫して批判をされていた梅宮辰夫さんは、さすが表の世界も裏の世界も知り尽くしていて人を見抜く力に長けていたんだなと思います。」「海千山千の梅宮辰夫が言った。稀代のワル。これだけ腰が低くて、丁寧で、何か本当に悪意なんかないんじゃないか?という雰囲気で人を騙す。たっちゃんは見抜いていたんやな」
「YOUTUBEでインタビューを見たけど、ほんとこの人、めちゃくちゃ口が上手いんだよなぁ。話を聞いてると、すごい誠実な人で、はめられてだけなんじゃないかと思えちゃうけど、たぶん詐欺をやる人って、みんな天性のものとして人を信じさせる雰囲気を身につけてるんだろうな。(明らかにうさん臭い人に騙される人間がいないわけで…)まぁ、お勤めから出てきて、今は真面目にやり直そうとしてるなら、頑張ってほしいけど。」
「この人の怖いところは自分は善人だと信じてるところにある。誰とでも分け隔てなく接し、穏やかで親切、長身で男前。そりゃ何かしてあげたくなるのも分かるけど、発言の薄っぺらさ、言い訳の多さたるやもう…こんなに変わらない人見たことがない。自分を善人だとする前提が揺るがないから、変わらない気がする」