ジョギングとランニング…ダイエットにはどっちがいいの?

ジョギングとランニングの違いとは?

ジョギングとランニングはどちらも走るスポーツですが、その違いを説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。

それぞれの特徴や主な効果についてご紹介します。

ジョギングとランニングの違いは?

ジョギングとランニングはどちらも走るスポーツであることには変わりありません。

一般的には、ランニングのほうがジョギングよりも速いペースで走る運動とされています。

ジョギングの延長上にランニングがあると捉えるとわかりやすいでしょう。

ジョギング

健康増進やウォーミングアップ、クールダウンなどを主な目的として行う運動です。

人と会話しながらでも続けられるゆったりペースで走ります。

1分当たりの心拍数は、最大心拍数(その人が発揮できる最大の心拍数)の50~70%が理想とされており、ランニングに比べて身体への負担が少なく、初心者でも始めやすいのが特徴です。

走っている時に息苦しさを感じて、会話する余裕もないのであれば、それはジョギングではなくランニングです。

ジョギングをしたいのであれば、もっとペースを落とす必要があります。

ランニング

ランニングは、マラソン大会などの競技に出場する走力や持久力をつけることを目的とした本格的なトレーニングです。

そのため運動強度が高く、身体への負担も大きくなります。

1分当たりの心拍数は、最大心拍数の70~85%が目標とされています。

呼吸も速めで、息が弾んだり息切れしたりするペースです。

ほとんど運動していない人がいきなりランニングを始めると、足を痛めてしまう可能性が高いのでおすすめできません。

ジョギングからスタートして、少しずつ強度を高めていくことが大切です。

ダイエットに効果があるのはどっち?

ダイエットに効果があるのは、ゆっくりペースで走るジョギングです。

ランニングに比べると時間当たりの消費カロリーは少ないものの、有酸素運動の割合が高いため、脂肪燃焼効果が期待できます。

また、楽しみながら走れるので、長続きしやすいこともポイントです。

一方、フルマラソンの完走や1秒でも速いタイムを目指すのであれば、ランニングが欠かせません。

ジョギングかランニングかで迷っている人は、目的に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。



おすすめの記事