
筋トレを何日サボると筋肉が減るの?フィットネストレーナーが教えるその目安と対策
休暇や体調不良などで長期的に筋トレができないとき、どれくらいの期間休むと筋肉が減るのか気になったことはない?
筋トレ好きなら知っておきたい、その目安を専門家が明かしました。
目次
筋肉が減り始める目安は2週間ぐらいから
教えてくれるのは、運動生理学者やスポーツ栄養士としての顔も持つフィットネストレーナーのアリッサ・オレニック博士。
休んでも影響がない期間についてオレニック博士は、「基本的に1週間ほどであれば、筋トレをしなくても大きな影響はないと思います」と米Selfで明かしました。
そして気になる筋肉が減り始める目安は、2~3週間ほど。
オレニック博士は、「まったく筋トレをしなかった場合、2~3週間後から筋肉が大幅に減少し始めます」と説明。
見た目でも筋肉が減少し、持ち上げられる重量にも違いが出てくるそう。
太りやすい→筋肉不足
痩せにくい→筋肉不足
疲れやすい→筋肉不足
自信ない→筋肉不足
モテない→筋肉不足
なめられやすい→筋肉不足
説得力ない→筋肉不足
肩こり腰痛→筋肉不足
服が似合わない→筋肉不足
老後最大の問題→筋肉不足あなたの悩みはどこから?たぶん筋肉不足から!それなら筋トレ!
— Testosterone (@badassceo) August 9, 2022
深刻に捉えない
とはいえ深刻に捉えすぎる心配はなし。
2~3週間ほど筋トレを休んだ場合、最初は筋力の低下を感じるものの、再び筋トレを日常的にルーティン化させれば、徐々に元々と同じレベルまで復活。
休む前までの状態に戻すのは、比較的難しくないのだというのです。
【筋トレ3大原理】
筋トレでつけた筋肉は、筋トレをやめると徐々に失われていきます。
時間をかけて鍛えた筋肉は減少するのにも時間がかかりますが、短期間でつけた筋肉は減少する時間もより短くなるのです。
これを「可逆性の原理」と言います。筋肉を維持するには筋トレを継続することが重要です。
— Maki@筋トレ応援 (@A44Ox) August 14, 2022
筋トレができなくても簡単な有酸素運動を
ちなみに筋トレができない期間でも、できるだけ筋肉を落としたくないというときには、大事なのが食事。
オレニック博士は、「筋トレをできない場合でも、高タンパクな食事を意識し、カロリーも制限しすぎないように意識することで、筋肉の減少を最小限に抑えられます」と話し、タンパク質を多めに摂取するようアドバイス。
また、筋トレができない期間でも、散歩などの適度な有酸素運動は続けられるのが理想的だと補足しました。
継続が物を言う筋トレだけれど、休まざるを得ないときだってあるもの。
そんなときでも罪悪感を抱きすぎず、プロのアドバイスを参考に過ごしてみてください。
細マッチョがいいんだけど、筋トレなんてしたらすぐ筋肉つくからからあんまりやりたくないんだよねー。そんなのキャッチボールしてたらすぐプロ野球選手になれると言ってるようなもの。マッチョになれる人なんて死ぬほど努力したほんの一握りだけ。良かったね、これで思いっきり追い込めるね。
— 脳筋Fitness (@EDIhKBI3pbeKVwk) August 12, 2022