最後のジャンボジェット・ボーイング747が完成…これで生産終了

「ジャンボジェット」最後の1機が完成 ボーイング747生産終了、約50年の歴史に幕を下ろす

約50年に渡って生産されてきた「ジャンボジェット」の愛称で親しまれている大型旅客機「ボーイング747」のラストワンとなる機体が完成し、工場から出荷されました。

これで同型機の生産は終了します。

貨物専用機として

ボーイングによると、工場から出たのは2022年12月6日。

米ワシントン州にある工場で組み立てられた機体は貨物専用機として運用されることが決まっており、2023年初頭に貨物運輸業を手掛けるアトラス航空に引き渡される予定です。

1968年に生産開始

ボーイング747は1968年に生産が開始され、1970年から運用が始まった大型旅客機。

当時としては世界最大級の乗客数を誇る旅客機となり、多くの派生やマイナーチェンジを繰り返しながら運用され続けてきたベストセラー機です。

2020年に生産終了が決定

新型機の登場や新型コロナウイルス感染症など、国際的な情勢の変化の影響があり、2020年に生産終了が決定していました。

ネットの声

「本当に747には世話になりました。はじめての海外でヨーロッパ留学、長距離フライトの不安がありましたが憧れの機体が目に入った瞬間、不安が吹き飛んでワクワクしたものです。太平洋を横断したアメリカ、CAに許可をとって中央4席使って今でいうスカイカウチしたなぁ!とても楽しかった思い出をこの機体と共有できとても幸せでした。」

「凄い。54年も同じ外観とは。よほど設計が良かったんだな。」

「ジャンボの2階席が空きでした・・・窓側席の小物入れとか懐かしいなぁ。」

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