宇宙旅行に100億円の前澤友作氏、なぜ大金持ち?
気になる収入源は??
実業家の前澤友作氏が12月20日に12日間の宇宙旅行を終え、地球へ帰還しました。
前澤氏はカメラマンの男性と2人で、民間人としてロシアの宇宙船ソユーズに乗船。
国際宇宙ステーションに滞在しました。
旅行にかかった費用は約100億円とも言われています。
目次
総資産額は2,000億円強
前澤氏の総資産額は約2000億円強と言われています。
途方もない金額と言えますが、なぜ前澤氏はそれほど金を持っているのでしょうか。
前澤氏は実業家のほか、YouTuberやミュージシャンなど様々な顔を持ちます。
ただ、これらの活動の収入は、たかが知れているでしょう。
前澤氏の最も大きな収入源は、株を中心とするものです。
前澤氏が手がけてきた事業と言えば、ファッション通販サイトの「ZOZOTOWN」がよく知られています。
2019年に「ZOZOTOWN」はヤフーに約4000億円で買収され、約30%の株を売却したことで約2500億円を手にしたと言われています。
さらに、前澤氏は現在も株式会社ZOZOのファウンダー(役員)を務めており、役員報酬を受け取っているのです。
事業を立ち上げ、大手企業へ売却することで利益を得るほか、役員となり報酬を受け取る動きは、ITベンチャーの世界ではよく行われています。
前澤氏の場合その規模が桁違いだと言えるでしょう。
前澤氏は宇宙への渡航費用を経費で落とすのかな。そうなると、かなり税金は安くなりそうだね。「節税なう」だな。
因みにサラリーマンは、税引き後の収入から宇宙です。起業家は税引き前のお金を経費で宇宙です。収入から経費を差し引いた金額に対しての課税です。
— 浜本靖 (@seiryu_kyoto) December 13, 2021
投資家としての顔も
さらに、前澤氏は投資家としての顔も持っています。
アパレル業界では大手のアダストリア、ユナイテッドアローズでともに第2位の株主となっているため、株主配当は相当な金額に上るのです。
このほか、前澤氏は現代アートのコレクターでもあります。
こちらも購入と売却を行うことで、「投資対象としての現代アート作品」といった潮流も生み出しました。
2019年にはアンディー・ウォーホルの作品が、予想落札額の2倍以上の約567万米ドル(約6億2千万円・レートは当時)で落札されています。
前澤氏ちょこちょこ叩かれてるの見るけど、今は民間人の宇宙旅行が宇宙開発の貴重な収入源らしくて、『金持ちの道楽』なんて言われてますけど技術の発展にだいぶ貢献してるらしいですよ奥さん。
— ムネ (@munemuuu) December 9, 2021
時には失敗も
ただ、前澤氏は投資で大儲けしているだけではありません。
2020年9月には「このコロナ禍で乱高下する株式市場に目が眩み、慣れない短期売買を繰り返した結果 #株式投資で44億円の損失を出してしまったことをここに報告します」とツイートしています。
それでも金を貯め込まず、資産運用を積極的に行う攻めた姿勢が新たな金を生み出していると言えるでしょう。
頻繁に行っている「お金配り」プロジェクトも話題性を集め、自身の事業やブランドの価値を高めることで、より大きなお金のリターンへ繋がる行為と言えるかもしれません。
前澤氏の資産がどこまで増えるのかは、気になるところですね。