宮崎駿監督の長編映画新作『君たちはどう生きるか』スタジオジブリ社長「ゴールは目前」と明かす
スタジオジブリの宮崎駿監督(81)の長編最新作「君たちはどう生きるか」の制作が順調に進み、完成が目前になっていることが10月28日分かりました。
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宮崎監督の最新作も順調
スタジオジブリの星野康二社長が28日、名古屋市で29日から開催する巡回展「ジブリパークとジブリ展」の開会式で明かしました。
星野社長はジブリパークの開業も4日後に控えた喜びをかみしめつつ
「宮崎駿監督の長編アニメ新作が着実に進みまして、遅れるんじゃないかという心配を乗り越えて、新作(の完成)が目前に、ゴールに近づいていることが大きな喜び」
と制作の進み具合について触れ、宮崎監督の最新作「君たちはどう生きるか」の制作が順調に進み、完成と公開が間近になっているとしたのです。
こーれはテンション上がる??
ジブリパーク行きてぇ?
ディズニーよりジブリ派…??
宮崎駿の奥の深さはすんごいんよ??
そしてジブリの中で一番好きなキャラはハウル??
このイケメンで優秀でそしてキムタクのイケボ…男も平伏す美しさやろ。
ちなみに一番気に食わんのはアシタカです笑 pic.twitter.com/0OdZyaMmxh— 空気みたいになりたい人?Air man? (@potachan8585) October 18, 2022
現在、「君たち―」の公開時期については公式発表は出ていない
宮崎監督は2013年公開の映画「風立ちぬ」を最後に引退を発表しましたが17年に発言を撤回。
長男でジブリパークの現場を指揮する宮崎吾朗監督は10月12日のジブリパークの内覧会で
「ジブリパークを作ろうと思ったひとつのきっかけが、宮崎駿監督の長編作品からの引退発言でした」
と振り返り、引退撤回発言に
「宮崎駿は今長編映画を作っておりまして…(笑)。はしごを外されたような感じはありますが…」
と苦笑していました。
先日ジブリ美術館で観た『星をかった日』ってショートフィルムが本当に良くって。監督は宮崎駿で声優に神木隆之介&鈴木京香という布陣で、ハウルの動く城の前日譚という裏設定のある2006年の作品。ジブリ美術館でしか観れないんだけど、10月はずっと上映してるらしいのでジブリファンでなくても是非。 pic.twitter.com/zpPEmwwejp
— ISO (@iso_zin_) October 10, 2022
ネットの声
「引退という言葉に嘘はないんだと思う、その時は。ジブリパークは正しく命を懸けて取り組んだものなのでしょう。御年81であれば、完成までに何かあってもおかしくない。だからこそあの言葉が出たのだと思う。
ただ、完成が見えてきたときにまだやれると感じたのでしょう。だから復帰した。
新たな素晴らしい作品をまた観ることが出来るというのはとても嬉しいこと。
早く観たいですね。」「当時、ジブリのアニメーションの素晴らしさは本当に特別で日本が誇るものでした。
今ではデジタルアニメーションが主流で、画像こそきれいですが、ジブリが全盛期だったころは、日本人の丁寧な細かい手作業が最大限に活かされたものでした。ストーリーも日本人が大切にする世界観があったからこそ、世界で評価されたのだと思います。宮崎駿監督の作品こそがジブリブランドであって、一代で終わってもいいと思います。」「風立ちぬの制作中には東日本大震災という非常に大きな出来事がありました。当時は生産点を放棄するな、と檄を飛ばしていた姿が印象的でした。しかしその後も更に大きな出来事が起き続けましたね。高畑勲監督が亡くなったことも大変ショックでした。新型コロナや気候変動による災害、五輪、そして極め付けに露のウクライナ侵攻。打ちのめされるような出来事が連綿と続く現在に、宮崎駿監督がどのように作品を表現するのか、非常に興味を持っています。」