ワキのニオイを予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
ワキ汗をかいたらこまめに拭く
ワキ汗をかいたときの不快なニオイは、汗そのもののニオイではありません。
皮膚の表面に存在している常在菌の過剰な繁殖が原因であることがほとんどなのです。
常在菌は、私たちの肌を守ってくれる重要な役割を担っているのですが、繁殖のための栄養素を分解する時に強いニオイを発してしまうのです。
常在菌が繁殖するには、温度、湿度、栄養素の3つの条件が必要で、
ワキの下はかいた汗が蒸発しにくいので、長い時間この条件を満たしてしまうことで、常在菌が過剰に繁殖してしまうのです。
対策として、まめにワキ汗を拭いて、ワキの下をドライに保つ事で大切です。
食物繊維を含む食べ物を多く食べる
ワキ汗をかいた時には、毛穴や汗腺に溜まった老廃物も一緒に流れます。
このとき、老廃物が多く溜まっていればいるほどワキ汗のニオイはきつくなってしまいます。
このような老廃物は、食生活を改善することで体の内側から除去することができます。
体の中の老廃物や毒素を体外へ排出するためには、食物繊維を多く含む野菜や海藻類を食べるようにしましょう。
運動不足を解消する
食生活以外にも、運動不足が原因でワキ汗のニオイが強くなります。
普段から運動をして汗を流している人は、新陳代謝が良く、汗腺や毛穴に溜まった老廃物や皮脂を常に流しています。
そのため、汗の質もサラサラとしていてニオイがしにくいのです。
しかし、運動不足で汗をかく習慣のない人は、肌表面に老廃物が溜まったままになっているので、
暑さや緊張でワキ汗をかいた時は、ドロドロした汗でニオイが発生しやすくなります。
日頃から適度な運動をして汗をかく習慣を身につけて、代謝を良くしておくとよいでしょう。