発達障害の子どもの実行機能を伸ばす本 高山恵子 (監修) 講談社 (2021/4/22)

ひとりでできない子ども‥‥どうやって自立させるか、悩んでいませんか。

子どもの自立を考えるなら、まず実行機能のメカニズムを理解し、伸ばすことをおすすめします。

自立のためには、親以外の人に助けやアドバイスを求める相談力なども必要ですが、なにより、実行機能は自立のための大切な機能です。

本書では実行機能を伸ばすためのサポート法をまとめています。

実行機能のサポートは、その子の特性に合わせて、やる気のスイッチが入るようにしましょう。

診断名はないけれど、ひとりでできるか心配、という子どものサポートにも活用できる内容です。

また、がんばってサポートしているのにうまくいかない、お互いストレスになっているという状況を「相性」から考えてみました。

実行機能の相性をみて、サポートに活かそうという新しい考え方です。

子どもの特性に合ったサポートをして実行機能を伸ばすとことで、子どもが自分に自信がもち、自己決定ができ、自立していく一助になるはずです。

【実行機能とは】
最後までなにかをやりとげるために必要な機能です。
計画を立て、やる気を起こし、集中したり、適宜休んだりして、
ものごとを完了させるための、脳の司令システムです。

【内容構成】
1 実行機能とはなにか
2 子どもとの実行機能の相性をみる
3 実行機能を伸ばすサポートを
4 自立に向けて準備していく
5 要素別・相性別/伸ばし方ヒント
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