百田尚樹の日本国憲法 百田尚樹(著)  祥伝社 (2020/12/10)

あなたは日本国憲法についてどれくらい知っていますか。

著者は、この憲法は〝突っ込みどころ〟満載でおかしな点がいっぱいあると言う。

その説明に、目から鱗が落ちるのはもちろん、思わず笑ってしまうことも。

しかし笑ってばかりもいられない。

今や尖閣諸島沖には中国船が遊弋し、ロシア・北朝鮮・韓国など周囲は敵対国ばかり。この状況を作り出したのもまた日本国憲法である。

はたして、この国はどのように守られてきたのか。安全保障について、日本史から読み解いていく。

まさに「わかりやすくて、爆笑するほど面白くて、震えがくるほど怖い(百田尚樹・談)」憲法本! 一家に一冊の必需品です。

「とても憲法の本を読んでいるとは思えないほどスラスラ読めてしまう。コミンフォルムの浸透性とデュープスの繁殖力に笑いと戦慄と怒りをおぼえる。岸信介が安保条約改定を実現させた後の圧勝を考えると、安倍総理退陣直後の自民党支持率を「憲法改正を7割近くの国民は支持している」と見ていいと思う。憲法改正をして解散総選挙をしていたら自民党は歴史的圧勝をしていたのではないだろうか…最終章に書かれている著者による第9条改正案を強く支持します!
憲法に全く興味がない人も、憲法学者にも是非読んでいただきたい。これを読んだら誰もが憲法改正を急ぎたくなる。この本と合わせて日本国紀も一緒に読むと、飛鳥時代鎌倉時代の先人に対する感謝と尊崇、戦国時代の日本の強さに対する誇らしさ、幕末の勇姿に感動し、私たちの日本を守り子孫に繋げる気持ちが憲法改正をさらに後押しするだろうと思う。」

「なるほどなあと感慨にふけるところもあれば、くすりと笑えるところもある。そして、背筋が凍るようなところもある。総じて、日本国憲法を日本人一個人として向き合い、考えさせられる名著です。」

「保守論客として日頃から百田さんが情報発信されている安全保障、歴史、天皇制に係わる見識を基に日本国憲法、主に第9条の問題点が多角的に指摘されています。
本書冒頭に記されている通り、安全保障を巡る状況において「現在、日本は戦後最大の危機を迎えている」と私も強く憂慮します。
領海侵犯やりたい放題の国、ミサイル実験を日本海で繰り返す国、日本領土を70年も不法占拠し続ける国、捏造した歴史を世界中で言いふらす国。
何よりも恐ろしいのは、こうした国際的反社国家に包囲されていながら、我が国が確たる対抗手段を今なお取れずにいる事でしょう。
安倍政権下で安全保障法制や特定秘密保護法、国家安全保障会議等が整備されました。インド太平洋構想、ファイブアイズへの取り組みにも期待を持ちたいと思います。
しかしながら、根幹は自国を自国で守れる国になれるかどうかです。
百田さんが指摘されている様に、戦後の日本の平和は日米安全保障条約によって担保されてきました。
ですが、本年の米大統領選によって対中強硬かつ親日のトランプ大統領の再選は極めて困難な状況となっています。
その最終的な結果がどうなるにせよ、この混乱に乗じて中国が周辺国取り分け我が国への圧迫を強めるのは明らかです。
今こそ憲法9条の改正を!」


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