髪の毛が薄くなったと感じるのは人によって違いがあります。
薄毛は老化の一つと考えると気が楽になるのですが、それが30代から始まるのでは穏やかではありません。
薄毛に気がついたときは手遅れになる場合も多く、対処として自毛植毛を選択する人も少なくないのです。
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自毛植毛のタイミング
まず考えたいのが自毛植毛のタイミングです。
自毛ですから、自分の髪の毛を薄いところにあてがっての植毛となります。
そのため、薄毛が進行して、自毛を利用する余地がなければいけません。
ですから、薄毛の進行が速い人はできるだけ植毛の決断を早めにしなくてはいけません。
植毛だったら大丈夫なのかも考えたほうがいいでしょう。
育毛剤にお世話になっても結果が出るかどうかわからないから、植毛を選択するという人も多いです。
それでも、植毛についてのデメリットの部分もしっかりと把握しておく必要があります。
ここでは、植毛のデメリットとその弊害について詳しく紹介します。
AGAは進行し続けるということ
これを抜きには考えられないのですが、自毛植毛をするということは薄毛(AGA)が進行しているということです。
ですから、自毛を毛根ごと植毛すれば勝手に生えてくれるのだから後は放っといても問題がないと言う論理です。
しかし、植毛した部分はよくても、他の薄毛が進行している部分はどんどん薄くなってしまうでしょう。
ですから、場合によっては植毛した部分と薄毛になった部分がアンバランスになってしまうのです。
このことから、薄毛が進行している以上、常に植毛をし続けなくてはいけないということですね。
傷跡が目立つ場合も…
自毛植毛で問題視されるのが、傷跡の問題です。
自毛を植毛するのですから、毛のあるところから、毛のないところに文字通り植毛をします。
植毛のイメージとして毛根のみを植え込むというイメージに捉えがちですが、そうではありません。
皮膚ごと移植する方法が主流となっているのです。
ですから、植毛で皮膚をはぎ取る側、これは主に髪の毛が残りやすい後頭部になるのですが、そのあたりにどうしても傷が残ってしまうのです。
皮膚をはいだところからは、毛が生えないことが多く、(実際には薄くなる程度ですが)傷跡も目立つので、後頭部はできるだけ髪を伸ばして傷跡を隠すようにしなければいけません。
こうなると、弊害として後頭部を刈り上げるような髪型はできないということになるのです。
仕上がりが不自然で定着率が悪くなることも…
自毛植毛は医師が行います。
手術になりますから、これは医師の先輩特許ということになるのです。
美容師でしたら、髪の毛の生えぎわなどに理解が深いかもしれません。
しかし、植毛となると医師にも美容師に近いセンスが必要になるのですが、植毛という施術の問題もあって技術力やセンスなどがかなり重要視されます。
特に生えぎわなどは、元の髪の毛の生えぎわの向きなどを把握しておかなければ、薄毛になる前の髪の毛の状態にすることは難しいでしょう。
生えぎわはとくに、毛の向きやなど、さらには後頭部の髪質なども考慮しなければいけません。
そうしないと、薄毛になる前の頭髪の再現が難しくなるからです。
さらに、弊害として植毛した髪の毛の定着率の悪さがあります。
定着率が悪いと植毛をしても意味がありません。
植毛の手術は決して安いものではありませんから、定着率が悪くて抜け落ちてばかりになってしまうと、施術した医師に対して訴訟を起こしたい気持ちにもなるでしょう。
自毛植毛を行う前に考えておきたいこと
これは、自毛植毛はできるだけ早く決断すると言うことに尽きます。
薄毛が進行しているのでしたら尚更です。
そして、もっと大事なことは、医師の技術です。
自毛植毛について技術があって評判のいい医師にかかるようにしましょう。
口コミなどを参考にするといいでしょう。
実際に自毛植毛をしてもらった人の生の声ですから、信頼できる情報であることは間違いありません。