人生はごちそう 田村セツコ (著) あさ出版 (2022/4/11) 1,540円

84歳の今もなお、現役イラストレーターとしてご活躍の田村セツコさんの最新エッセイ

「苦いもののあとに食べたものは甘く感じるように、辛味や苦味、渋味、酸味はとっても大切!
それは人生でも同じことよ。
嬉しいことも、イヤなことも、ぜ~んぶ自分の栄養になるの!
いろいろな味の”経験”ができる人生はごちそうなのね!」

本書では、いつまでも楽しくおちゃめに毎日を過ごすための考え方や生き方などを素敵なフレーズと共にご紹介します。
・アラ探しは老ける タカラ探しは若返る
・人生の作者でありモデルである
・いつでも、どこでも、普段着のまま
・2人のマリーちゃん 悲しみと喜びは代わりばんこにやってくる
・歌いたくない時こそ歌いましょう♪ など

オリジナルイラストも掲載!!

著者について
田村セツコ(たむら・せつこ)
イラストレーター エッセイスト
1938年、東京生まれ。高校卒業後、銀行OLを経て、画家・松本かつぢ氏の紹介でイラストの道へ。
1960年代に少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)や『なかよし』(講談社)、『マーガレット』(集英社)、『少女クラブ』(講談社)の表紙や“おしゃれページ”で活躍。
1970年代には全国十数社と契約を結び、文具や小物などの“セツコ・グッズ”で一世を風靡。
1980年以降、ポプラ社の名作童話の挿絵や詩作、エッセイも手がける。現在はコラージュ技法を使った立体作品「こもりびと」シリーズなどの作品を精力的に製作し、年に数回、個展を開催。講演会、トークショーなどで多くの方に元気を与え続けている。
『おちゃめ力宣言します! 』(河出書房新社)、『あなたにあえてよかった』(興陽館)など、著書多数。

「田村セツコさんの本が大好きで、いつも心が疲れたときに手に取ります。
ふんわり軽やかに、苦いのも甘いのも人生の栄養でごちそう。
素敵な考え方で心らラクになります。
これからもセツコさんの本を楽しみにしています!」

「お気楽なエッセイだと思っていたら、結構、心に響くことばがあって
良い本だった。
私が感銘を受けたことばは「不足を楽しむ」「潔く手放す」ということば。
どちらも気持ちに余裕をもたらすことばだと思う。

著者が『徹子の部屋』に出演されていたことがあり、たまたまそれを見ていた。
実年齢よりもずいぶんお若い感じの雰囲気の方だった。
「不足を楽しむ」「潔く手放す」ではないけれど、卑屈にならないところや
いろいろな刺激を大切にされている点が若々しさの秘訣なのかなと思う。
「自分は人生の作者でありモデルである」という視点も、人生を楽しんでいる感じがする。

こころの持ちようを教えてくれる本だった。」


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