『赤と青とエスキース』で2年連続本屋大賞にノミネートされた青山美智子氏の最新文庫。
ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた!
突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんの願いを叶えないと、その文字は消えないようで……。
「お当番さん、わしを楽しませて」幸せになる順番を待つのに疲れた印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気に入らないワンマン社長。
ある日、突然、腕に神様当番という文字が表れて、神様のお願いごとを叶えないとその文字は消えないというお話?? ぷんぷくちゃんが神出鬼没して、私はうれしいのか驚いたのか、飲んでいたコーヒーを噴いてしまいました??#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/rlA1EzjM1D
— シナモンロール (@uSl302hg6RTsyBd) May 29, 2022
奇想天外な神様に振り回されていたはずが、いつのまにか彼らの悩みも解決していて……。
青山美智子氏が贈る、笑えて泣けるエンタメ小説です。
巻末には、大人気ミニチュア写真家であり、本作のカバーを手がけた田中達也氏との対談も収録しています。
2020年7月刊行の単行本『ただいま神様当番』、待望の文庫化です。
『ただいま神様当番』青山美智子
突如「神様当番」になった人たちの連作短編集。
神様がとっても可愛くて、大好きになってしまった。白いモコモコの毛に触りたい。
小学生の姉弟のお話には、娘と息子がいるので微笑ましかった。Twitterで揺れる男子高校生の恋の話に涙した。
心がほっこり。#読了 pic.twitter.com/1HzonFGFgv
— アイリス??? (@iris_bellwood) June 2, 2022
「ココアからのファンですが、今回も青山美智子ワールドに見事に惹きこまれました!
神様の言動には思わず吹き出し、それでいて大切なことに気づかされる事がいくつもあって…
知らないうちに抱えてるストレスを取りだして、それを幸せに変えてくれる、私には心の外科手術みたいな5つのストーリー。この本を読んでいる時間は日常から良い感じに逃避できて、いろんな意味でリフレッシュできた一冊でした。心のデトックス効果大です☆」「読み始めはちょっと驚きですが、読んでいくにつれて、自分の本心がこれを望んでいたのが、わかります。読みおわると、ほっこりします。」
「頑張っていたけど、行き詰まってしまって、でも道が見えなくなることって、誰にでもあります。そんな日常の、自分自身のさまざまなお困りごとや理不尽さと重ねながら、楽しく読めました!
あり得ない「神様」の存在も、もしかしたら、居そうな気がしたりして。青山美智子さんの作品を読むと、いつも感謝したくなります。ありがとう。明日も元気に頑張るゾ!」
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