四畳半タイムマシンブルース 森見登美彦 (著)、上田誠 (その他) KADOKAWA (2022/6/10) 704円

8月12日、クーラーのリモコンが壊れて絶望していた「私」の目の前にタイムマシンが現れた。

後輩の明石さんたちと涼しさを取り戻す計画を立て、悪友どもを昨日へ送り出したところでふと気づく。

過去を改変したら、この世界は消滅してしまうのでは……!?

辻褄合わせに奔走する彼らは宇宙を救えるのか。

そして「私」のひそかな恋の行方は。

小説『四畳半神話大系』と舞台「サマータイムマシン・ブルース」の奇跡のコラボが実現!

著者について
森見 登美彦:1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞。他の著書に『有頂天家族』『夜行』『熱帯』などがある。

上田 誠:1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞。森見登美彦原作のアニメ「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」で脚本を担当。

「文庫版が発売されついに購入しました。
レビュータイトルは有名な引用を一部伏字にしたものです。誤用は承知しておりますが、あくまでもポジティブな意味合いで使いたいと思います。遍く当てはまることかもしれませんが、読後にこの一文が心に浮かびました。
四畳半神話の新たな一ページは、旧友との邂逅のような感動を覚え、在りし日の学生時代の喧騒が、10年前夢中で読み漁りアニメを視聴した頃の記憶が、ごちゃ混ぜになりながらも掘り起こされました。
過去作に登場した猫ラーメン。読者それぞれが抱く心地よい風のような青春の郷愁の味わいを、今また時を経ておかわりができたようで大変満足でした。」

「物語の筋は映画 サマータイムマシンブルースと全く同じ。でも樋口師匠の意外な面を知れたので星五つを進呈する

師匠は25年後も下鴨幽水荘に住み続けている…これはむしろ納得いくけど
師匠がヴィダルサスーンのシャンプーを使っている…これは驚いた。自分で店に行くのか、どんな経緯で使い始めたのかと疑問が尽きない。
全く事態を理解してなくてリモコンをラップ巻きしちゃうところや「私」がエアコンのある部屋に住んでいる理由が師匠にあるところも彼らしいなと思ったり」

「星5をつけておいて読むんじゃなかったというレビュータイトルは些か可笑しいと思うであろう
だがしかし、映画を見に行くなら原作を見ないで見て欲しい
私は読んでしまったが、行くつもりである
そして、原作が欲しいという方は買った方がいい
あと付け足すなら前作を見ていた方には嬉しい言い回しやセリフが飛び交うことこの上ないので心して見て欲しい」

「映画のサマータイムマシンブルースを観た事があるなら買わなくていいです。
観た事がない人なら星5です。
が、ちゃんと確認しなかった自分が悪いのですが、紛らわしい!全く新しいストーリーを求めてた側なので星1です。」


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