〈家族の嘘〉が暴かれる時、本当の人生が始まる。どんでん返し家族ミステリ
実家に暮らす29歳の喜佐周(きさ・めぐる)。
古びた実家を取り壊して、両親は住みやすいマンションへ転居、姉は結婚し、周は独立することに。
引っ越し3日前、いつも通りいない父を除いた家族全員で片づけをしていたところ、不審な箱が見つかる。
中にはニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものが。
『家族解散まで千キロメートル』#浅倉秋成 #読了
もう、最初から笑う笑う??の展開から、謎がきて、大きな問いがあって、最後どうなるん???で終りました??
面白いし、考える内容でもあり、今の時代だから感心しちゃうんだろうなぁ? pic.twitter.com/qHMV1Y8QLB— BAN3男O型既婚者 (@Ban3nan) March 28, 2024
「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」理由は不明だが、父が神社から持ってきてしまったらしい。
返却して許しを請うため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一同。
しかし道中、周はいくつかの違和感に気づく。
なぜ父はご神体など持ち帰ったのか。
そもそも父は本当に犯人なのか――?
#読了 『家族解散まで千キロメートル』浅倉秋成
「六人の嘘つきな大学生」を読んだ方多いと思う。又々面白かった!
誰に、何に騙されているのか。でもいい話しだったりするし、現実を投げつけられている感じがする。
父、母、兄、姉、次男の周。古い実家を取り壊しバラバラに転居することに。…事件が pic.twitter.com/Evu414gwCq— ミユ (@longpeaslast) March 27, 2024
著者について
浅倉 秋成:1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第十三回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。19年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回本格ミステリ大賞〈小説部門〉候補、第73回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編部門〉候補となる。21年に刊行した『六人の嘘つきな大学生』は第12回山田風太郎賞候補、2022年本屋大賞ノミネート、第43回吉川英治文学新人賞候補となる。22年に刊行した『俺ではない炎上』は第13回山田風太郎賞候補、第36回山本周五郎賞候補となる。
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