LDLコレステロールが血管内を流れている時、血液中に余分なブドウ糖があると、
LDLコレステロールは糖化(ブドウ糖とLDLがくっついたものです)されることがわかっています。
糖化されたLDLは血管壁に張りつきます。
そうするとその糖化を解消するために免疫細胞が集まってくるのです。
その際に活性酸素を放出します。
糖化されたLDLコレステロールと大量に放出された活性酸素、
そして酸化されたLDLコレステロールによって、
どんどん動脈硬化はすすんでいくようになります。
動脈硬化を防ぐためには、単にコレステロールを気にするだけではいけません。
抗糖化と抗酸化を防がなければならないのです。
そのためには、血糖値を正常化することと、そして抗酸化物質を増やすことが大切。
高血糖を改善すると、酸化LDL(悪玉)コレステロール値も下がるということがわかっています。
コレステロール値を改善するためにやるべきことは、まずは運動です。
酸化・糖化LDLコレステロールが増えてしまう要因は以下のようなものです
- 高血糖
- 肥満(食べ過ぎ)
- 運動不足
- 喫煙
- 動物性の脂肪の摂り過ぎ
- お酒の飲み過ぎ
- 遺伝
- 老化
- ストレス
- 酸化したコレステロールの摂り過ぎ
まずは、アルコールの飲み過ぎに注意しながら、適度に運動することを始めましょう。
これらはすべて血糖値を上げてしまう要因でもあるので、
血糖値をあげない生活習慣を心がけるようにします。
基本は食生活と運動です。
また、コレステロールのコントロールによく効く食品というのもあります。
それらを、積極的に取り入れると良いでしょう。
さらにサプリを摂取するとより効果的です。