中高年になると、汗をかきやすくなります。
もっとも、それも更年期のときだけで、通常中高年者は汗を書きにくいとされているのです。
それは新陳代謝の衰えが関係しているのですが、
更年期の汗のかきやすさは新陳代謝とは違うホルモンのバランスの乱れから起きます。
何の前触れもなく、とめどもなく流れてくる不快な汗を止めるにはどうしたらいいのでしょうか。
更年期にさしかかった人にとって、大きな悩みになっているのです。
基本的に汗をかくのは、体温の上がった体を冷やすためです。
ですから、体を冷やせばいいのですが、前触れもない汗ですから、おのずと限界があります。
まずは、かきやすい部分となると顔汗です。
顔の汗の頻度が高いのであれば、頸動脈を常に冷やしておくという方法があります。
これは最も手っ取り早い方法です。
見た目が悪ければスカーフなどを巻いて、その中に保冷剤を入れておきましょう。
交換が必要になるので、外出さきでは利用できないのですが、最近では、冷やすタイプのスカーフが出回っています。
スポーツ用でもあるのですが、これらを使うことで更年期の顔汗を多少でも防ぐことができるでしょう。
また、汗をかいてしまうと体の水分が少なくなってしまいます。
水分を取ると汗の元になるので控えたいと考えがちですが、水分の不足のほうが体に取ってマイナスです。
水分を取ることは体を冷やすことにもなるので、できるだけ水分を欠かさないようにしましょう。