障がいのある「おとうと」がいる小学生の「ボク」。おとうとのことを好きだと思う一方で、ちょっと恥ずかしく、心配にも感じている。
そんな複雑な感情と懸命に向き合って「ボク」がたどり着いた答えとは。
障がいのある兄弟姉妹をもつ「きょうだい児」ならではの悩みや不安、孤独な気持ちを当事者の視点から絵本にしました。
彼らに寄り添い、励ますとともに障がいのある子の心にも光を当てていきます。
障がいのある弟をみつめるお兄ちゃん。なんでできない?なんで、ちがう?
なんでを抱えて弟のこころを見つめてみる。あの行動、あのことば。すべては弟のSOSだ。
分かろうとすること。ここから始まるしあわせがきっとある。
「みんなとおなじくできないよ」
作湯浅正太 絵石井聖岳 日本図書センター pic.twitter.com/rsgydlnKZb— 本の森セルバブランチ岡山店 (@selvaBRANCH) June 7, 2021
「作者の気持ちが痛いほど伝わってきます。読者に寄り添う姿勢も。絵も好きです。「きょうだい児(じ)(障がいを持つ子どもの兄弟姉妹)」はもちろん、家族にも勧めます。」
「本当に素敵な先生です。障害児を持つ我が子達にとても寄り添ってくれて、また母親である私もいつも先生の言葉に救われたり納得したりしています。この本を読んで、みんなが助け合うこと、障害を理解することがとても伝わってきます。色んな人におすすめの一冊です。」
「兄弟児の問題は深刻です。障がいを持つ子どもだけでなくその兄弟姉妹に対する支援や理解が深まることを切望しているがこの本はその一端を担っていると思う。」
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