幼なじみの俺とマコト。
「ドッキリスト」のマコトが、一世一代の作戦と位置づける「プロポーズ大作戦」とは……
「美学」と「企み」に彩られた衝撃作。
第25回小説すばる新人賞受賞作。
「好きなアーティストのアルバムレビューを著者ブログで拝見し、「音楽からここまで解釈が可能なんだ…!」という驚きがありまして、本作品を手に取りました。仕事帰りやランチタイムの合間を使い読んでいたのですが、後半は読むのをやめられず、昼休憩を1時間半ほど延長してしまいました。今、余韻(どのような余韻かは、ネタバレに相当すると思い触れません)に浸りながら書き込みをしています。帰りにもう一度、丁寧に読もうと思います。」
「結末が哀しかった。。。ポケットもヨッチの心情がわかる内容で、良かったです!」
「憎しみや悲しみを超えるほどの喪失感を人はどのように昇華させるのか。現実と記憶の交差が織りなす不可思議な感覚の中を読み進める先にあるエンドロールとは。いくつもの伏線が回収されていく感覚は伊坂幸太郎氏の作品に通ずるものがあると思います。いい作品でした。」
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