2016年11月。盲目ながら2010年のショパンコンクールで2位を受賞したピアニスト・榊場隆平はクラシック界の話題を独占し人気を集めていた。
しかし、「榊場の盲目は、自身の付加価値を上げるための芝居ではないか」と絡んでいたフリーライターが銃殺され、榊場が犯人として疑われてしまう。
事件は深夜、照明の落ちた室内で起きた。そんな状況下で殺人ができるのは、容疑者のうち、生来暗闇の中で暮らしてきた榊場だけだと警察は言うのだ。
窮地に追いやられた榊場だったが、そんな彼のもとに、榊場と同様ショパンコンクールのファイナルに名を連ねたあの男が駆けつける――。
累計160万部突破の『さよならドビュッシー』シリーズ最新刊。
#読書
本屋に行ったら新作コーナーに
中山七里さん
おわかれはモーツァルト
が並んでた。
いつか岬洋介シリーズを通して読んでみたいな。
さよならドビュッシー
は見事にどんでん返された。爽快感!— いくま (@1nP4D2xEMYGQSMy) December 18, 2021
「中山七里氏の作品は全て拝読しています。シリーズの中でも読んだ後に爽やかさと感動を味わえる作品だと思います。音楽のことは全くわからないですが、中に出てくる曲を聴いてみると作者の表現力の凄さに圧倒されます。一気読みしちゃいました。」
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