東京輪舞 月村了衛(著) 小学館 (2021/4/6)

日本裏面史を「貫通」する公安警察小説。

昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説。

かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。

ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……。

それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合っていた――。

圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す、前人未踏の警察大河ミステリー。

「昭和51年から平成にかけてのベールに包まれた重大事件の数々と時代の変遷。いずれも実名入りなので臨場感たっぷりに味わえる小説。公安という切り口で、重大事件の数々をひも解いていく。」

「公安警察小説と謳っています。確かに基軸はそうなのですが、切ない恋愛小説でもあります。決して交わることのできない運命の二人、砂田とクラークの邂逅で終わるラストシーンに泣けました。」

「いきなり田中角栄が登場し主人公・砂田修作と絡む冒頭から現代に繋がる最終章まで、息をもつかせず読み終えました。機龍警察シリーズでもおなじみの、絶対に勝てない巨悪や権力構造との絶望的な闘い。そして人の心が織りなす重厚な人間ドラマ。」


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