日本裏面史を「貫通」する公安警察小説。
昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説。
かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。
ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……。
それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合っていた――。
圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す、前人未踏の警察大河ミステリー。
【文庫】小学館文庫「東京輪舞」月村了衛さん著。かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、昭和、平成の世を賑わせる数々の事件と関わっていくことになる。圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出し、現代に繋がる日本の闇を暴く!警察大河ミステリーです。HY pic.twitter.com/jsuaoEfiRB
— 紀伊國屋書店梅田本店 (@KinoUmeda) April 7, 2021
「昭和51年から平成にかけてのベールに包まれた重大事件の数々と時代の変遷。いずれも実名入りなので臨場感たっぷりに味わえる小説。公安という切り口で、重大事件の数々をひも解いていく。」
「公安警察小説と謳っています。確かに基軸はそうなのですが、切ない恋愛小説でもあります。決して交わることのできない運命の二人、砂田とクラークの邂逅で終わるラストシーンに泣けました。」
「いきなり田中角栄が登場し主人公・砂田修作と絡む冒頭から現代に繋がる最終章まで、息をもつかせず読み終えました。機龍警察シリーズでもおなじみの、絶対に勝てない巨悪や権力構造との絶望的な闘い。そして人の心が織りなす重厚な人間ドラマ。」
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