よく「ワキガは遺伝する」と言います。
これは本当です。
祖父母や両親がアポクリン腺量が多い人でしたら、自然とその数は子や孫にも遺伝します。
つまりワキガ体質ということになるのです。
親のどちらかがワキガの場合、50%の確率で遺伝するそうです。
ワキガ体質の人は日頃から食生活に気をつけることで、ワキガを未然に防ぐことはできます。
それは、アポクリン腺から活発に汗が出るようになってしまう理由のひとつに、カロリーの高い食事や脂っこい食事、
そして肉中心の食生活があるからです。
アポクリン腺をたくさん持つ人がこうした食生活を続けることで、もともとのワキガ体質がどんどん悪化していきます。
そうして、ニオイもきつくなっていくのです。
日ごろから野菜中心の食生活やカロリーを抑えた食事などをすることが大切です。
そうすることで、アポクリン腺から過剰に汗が分泌されることを防ぐことが可能なのです。
つまり、遺伝によるワキガ体質ではあるのですが、食生活などに気を配ることでワキガになることは未然に防ぐことができるということです。
臭いのきつい汗を体にためないように、健康に良い食生活をすること、でワキガはかなり改善できるのです。