タクシーに乗るときのマナーに気をつけて

タクシーに乗る時にしてはいけない『NG行為』5選!

正しいマナーを身に着けてトラブルを避けて!

小さなお子様がいる時や帰宅時間が遅くなってしまった時など、タクシーはとても便利ですよね。

しかし、他の交通機関に比べて、タクシー利用時のマナーを知らない人が多い印象を受けます。

そこで今回は、タクシーに乗る時にしてはいけないNG行為を紹介していきます。

タクシー利用時のマナーは意外と知らない人が多い!

公共交通機関を使う際、マナーに気をつけて乗車している人が大半です。

騒がない、優先席はなるべく必要な人に譲る、大音量で音楽を聴かない…多くのマナーをしっかり守っている人が多くいます。

しかし、タクシーを利用する際、意外と「タクシー利用時のマナーを把握していない」という人は少なくありません。

タクシーは他の公共交通機関と同じように、次に乗る人や運転手に対して失礼や迷惑がないようにマナーを守ることが大切です。

他の交通機関とは違い、プライベートスペース感が強いからと言って、マナー違反しないよう気をつけましょう。

タクシーに乗る時にしてはいけない『NG行為』5選

タクシーに乗る時には、いくつかの注意点を守る必要があります。

ここでは、タクシーに乗る時にしてはいけない『NG行為』を5つご紹介するので、次回、タクシーを利用する際は意識的に注意しましょう。

1.交通量の多い交差点などでタクシーを拾う
すぐにタクシーを利用したいという時、つい交通量の多い交差点であってもタクシーを見つけて拾ってしまうという人は少なくないでしょう。

しかし、交通量の多い場所でタクシーを拾ってしまうと、一時的にその場所を占拠する形となるため、他の車に迷惑がかかってしまいます。

タクシー運転手も「困ったな」と困惑してしまうこともあるので、なるべくタクシー乗り場や交通量の少ない場所で乗り降りしましょう。

2.並んでいる人を抜かしてタクシーに乗り込んでしまう
タクシー以外でも言えることですが、乗り場で先に並んでいる人を抜かしてタクシーに乗り込んでしまう行為は絶対にいけません。

あまりにモラルがなさすぎます。

また、タクシー乗り場でない場合、周囲にタクシーを待っている人がいても、注意して観察していなければ、気づかずに順番を抜かしてしまうこともあるでしょう。

タクシー乗り場以外でタクシーを引き止める際は、周囲にタクシー待ちしている人がいないかどうか確認するとトラブルに発展せずに済みます。

3.雨に濡れた折り畳み傘やレインコートを座席に置く
雨が降っている日は、タクシー利用率が増加します。

そんな時、雨に濡れた折り畳み傘や着ていたレインコートを座席に遠慮なく置いてしまうのは、タクシーの座席を濡らしてしまうタブー行為です。

濡れている折り畳み傘やレインコートは、ビニール袋などに入れて座席が濡れたいように配慮しましょう。

また、通常の傘であっても、なるべく車内を濡らさないよう、外である程度傘を振って水滴を落としてから乗り込むようにしましょう。

4.むやみに「急いで」と運転手を急かす
タクシーを利用する人の中には、電車やバスでは間に合わないからという理由でタクシーを利用する人も多くいます。

そんな時、つい運転手に「急いで」と急かしたくなってしまいますが、基本的に道路交通法を遵守して運転しなければいけないため、急かされても必要以上にスピードを出すことはできず、運転手が困ってしまいます。

もしも「この時間までに〇〇に着きたい」という希望がある場合は、乗る際に「この時間までに〇〇に到着できますか」とあらかじめ運転手に尋ねておくと良いでしょう。

5.車内で飲食する
車内で飲食する行為は、基本的にNGです。

バスや電車でも車内でお菓子をはじめとした食べ物を食べることは、マナー違反とされています。

しかし、夏場など暑い時期には、水分補給のみOKとする運転手も多くいます。

特に小さなお子様が一緒に乗車している場合、熱中症や脱水症状などのリスクが高まるので、水分補給だけしたいという場合は、一度運転手さんに断ってから水分を摂るのが正解です。

タクシー運転手を困らせる!気をつけたい行為は?

上記で紹介したNG行為以外にも「できればこれはやめてほしい」と多くのタクシー運転手たちが思っている行為がいくつかあります。

  • 少ない金額を1万円札で払う
  • 酩酊状態で乗車する
  • 運転に文句をつける
  • 政治的な話を持ちかける
  • 目的地に曖昧な場所を指定する

あまり遠い距離ではないけれど、1万円札しかないという場合は、お釣りの関係もあるので「事前に1万円札しかないのですが」と断りを入れておくと良いでしょう。

他にも、運転に文句をつけるクレーマーや、酩酊状態で乗車したために、吐いたり寝入ってしまったりする迷惑なお客さん、返し難い会話内容を選ぶお客さんに対して、困惑してしまう運転手は多くいます。

また、目的地はできるだけ正確な場所を指定するようにしましょう。

住所はもちろん、詳細な住所がわからない場合は、建物の名前や近くの公共施設などを指定し、距離が近づいてきたら道案内すると親切です。

タクシーは他の公共交通機関に比べて、周囲の目が気にならないこともあり、ついマナー違反してしまう人も多いです。

しかし、運転手や次に利用するお客さんに迷惑がかかるので、きちんとマナーを守って乗車しましょう。



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