ガソリン車よりも電気自動車のほうが財布に優しい!?

ガソリン車よりも「消耗品」が少ない! 乗ってみたら電気自動車は「お財布」にも優しかった

モーター駆動ならではの俊敏なレスポンスやシームレスな加速感はもちろんのこと、コストメリットにも優れている電気自動車。

とくにここ最近ではガソリンの店頭価格が上昇し続けているため、そのメリットがより強くなってきています。

EVにはガソリン車にある多くの消耗品が存在しない

そんな電気自動車であるが、じつは走行するためのコストメリットだけでなく、乗り続けていく上で必要な消耗品の交換などについてもメリットが大きいのです。

たとえばエンジンが搭載されていないため、当然ながらエンジンオイルや点火プラグなどの油脂類や消耗品の交換が必要になることはありません。

一応、インバーターを冷却するために冷却水は使用していますが、エンジンのように高い温度になることもほとんどないため、車検のタイミングでも交換ではなく添加剤の追加程度でOKとなることが多いようです。

あらゆる面でコスト減

また、多くの電気自動車はトランスミッションをもたないため、トランスミッションオイルというものも存在しません。

とはいえ、モーターの回転を適切な回転数にするための減速機というものが存在し、そこに少量のギヤオイルが使用されています。

ただこちらも通常のトランスミッションのように多量のオイルは使っておらず、日産リーフの場合で1.41リットルと少量のため、コストも少なくて済むのです。

続いてはブレーキ。当然電気自動車であってもエンジンを搭載している車両と同じく、ブレーキローターにブレーキパッドを押し付けて減速するブレーキシステムは搭載されています。

しかし、電気自動車には回生ブレーキというモーターの回生力を使って減速する機構が備わっているため、機械式のブレーキが使われる率が圧倒的に低くなります。

もちろんドライバーの乗り方によっては機械式のブレーキが消耗することもなくはありませんが、消耗のスピードは圧倒的に遅く、交換スパンも非常に長くなる傾向にあります。

バッテリー性能も向上

その他にも、そもそもエンジンがないため排気管(マフラー)という概念もなく、マフラーの腐食やジョイント部分から排気漏れといった心配もないので、これらも未来永劫かからない費用と言えるでしょう。

そんなこといっても駆動用バッテリーが劣化したら何十万円もの費用がかかるじゃないか、という声もあるかもしれません。

ただ最近の電気自動車には各車手厚いバッテリー保証がついているモデルも多く、バッテリー自体の性能も大きく向上しているため、初期の電気自動車のように数年乗ったら航続距離が一気に低下したという話もほとんどなくなってきています。

そこまで神経質にならなくてもいい時代になってきたのです。

ネットの声

「消耗部品は単にガソリン車と比較したら多い少ないの差はあると思う。其れ位は許容範囲内のもとで購入し維持している。さほどに大きな費用ではないと思う。ガソリン車とEV車の違いは、ガソリ補給と充電スポットの差があり便利さの大きな違いです。3分で補給出来るのと、40分掛る時間差、又、先客がいたら当然に待ち時間が生じる。渋滞時の高速paエリアでは、予測も付かない。ガソリンスタンドでは5~6台のガソリン補給場所有っても列をつくることもよくあること。充電スポットはEV車の充電時間を考えたら倍以上は必要かと思われる。駐車スペースを削っては難しい場合が在ると思う。その解決策がい限り難しい。ガソリン車に近い充電時間で済む全固体電池等の開発が急がれることです。」

「とかく新しいものには、未知の部分があるのは否めないと思う。メリットを感じる方は使ってみれば良いし、まだデメリットがあると思う方は様子をみれば良い。決して安価なものでは無いので、個人の見解で見極めていけばいいのではないかと思う。ただ売る側からしたらメリットはうたっても、デメリットは語らないと思う。」

「>乗ってみたら電気自動車は「お財布」にも優しかった

今はEVに購入補助金、更にガソリン税に相当する課税が免除されて、その分維持費が安いのは事実

しかしそれは技術的にEVが安いのではなく、税を負担していない分安いだけ

EVが増えたら、
まず、購入補助金が出せなくなって、それはEVコスト低減のメーカー努力を打ち消すことになりますし、
各国でガソリン税が減れば、道路維持のためにEVにガソリン税相当の走行課税を掛けることは間違いない点。

その証拠に、日本でも、燃費電費記録装置の搭載義務付けを決めました。
ユーザーのためと言っていますが、真の目的は、EVにガソリン税相当の走行課税を掛ける下準備とみて間違いないでしょう。」



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