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前回は16頭中10着だったが…
前回(昨年)は3歳馬としてGⅠ初出走でした。
下馬評も低く、当然ですが“経験値・スピード・スタミナ”の全ての数値が最下位クラス。
それを考えると10着という着順も順当といったところでしょう。
しかし、4歳古馬となった今回は違います。
全ての数値がトップクラスであり、堂々の“○印”での出走です。
- 念願の初優勝なるか
- モテるテクニックを全て出した
- スプリントレースはやっぱり面白い
- 出し惜しみではなくガマンが大事
この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
スプリンターズステークスをおさらい
秋競馬を飾るスプリントレースがスプリンターズステークスです。
中山競馬場の芝1200メートルで行われます。
外回りのコースで前半と後半で様相が大きく変化するマニアックなコースとも言えます。
前半は緩い3コーナーの影響もあり、スピードレースになりやすく、最後のストレートは高低差2.2メートルを駆け上がる力比べとなります。
前半の走りやすいコース(若干下り気味)が600メートル続くのでスピードにモノを言わせて先行する馬が必ず出ます。
一方で後半は一気に馬群が詰まるので、そこからどう抜け出すかが騎手の腕の見せ所。
当然スタミナを残して馬が勝つので、荒ぶる馬をどう抑えるかといった手綱さばきも見物となります。
前回はどうだった?
前回のスプリンターズステークス出走の記事はコチラをご覧ください。
今、読み返してみてもスタミナがなかったですね。
中断から抜け出すことができなかたと書いていますが、スタミナがあれば突破できたはず。
また、馬群が寄ってきたことからコース取りというか位置取りもしっかりしていなかったのも敗因です。
もっとも、スピードもスタミナも経験値も低かったので当然と言えば当然の結果です。
GⅠ制覇は無謀?
考えれば、馬の乗り換えも世代交代もしていない、ランクEからのスタートなので初年度からGⅠ制覇は無謀でした。
そのときに勝てるチャンスがあったとしたら、ソリティアをしっかり勝ちきることしかありませんでしたね。
レース後にしっかり反省したのかというと実はそうでもありませんでした。
出走前から、他の馬との実力差が大きくて、ソリティアで勝つくらいしか突破口がないような状態。
しかし、ご存知のようにインに詰めようと思うとソリティア自体が難しくなるジレンマ。
このあたりのさじ加減が絶妙で、改めて奥深いゲームだなと思いました。
死力を尽くして走れ!
そして、今回です。
1年ぶりのリベンジレースとなりました。
前回と違うのは、パラメータが全てハイレベルで上回っていたので自信しかない…。
と言えば大げさですが、出走表を見ても、他の馬となんら見劣りする部分はありません。
というよりも、全てがトップクラスなので、これで負けたら自分が悪い。
としか思えない状況です。
前走が良かった
幸運だったのは、前走の関屋記念が思った以上に楽に勝てたことです。
アイテムを温存できたのが大きかったですね。
優勝できたことで、パラメータもおおいに上がったので、やっぱりこのゲームは勝ち続けなくてはいけないなと強烈に思った次第です。
それにしても勝てるときは意外と簡単に勝てるものなんですけどね。
なんというか、中盤くらいで“これはいける!”なんて思えるんです。
前回以上にコース状況を頭にたたき込んでレースに臨みました。
とにかく、実力はもちろんですが、運も味方につけてがんばるしかありません。
死力を尽くして走れ!!
そしてGⅠ初優勝
実は最初にサプライズが…。
というのが、スタート直後のソリティアなんですが、なんとクリアしたんです。
全く期待していなかったというか、クリアを前提に出走していないので、まさかのクリア。
あまりにもビックリして、“あれ?カードなくなった??”
なので、“START”のいずれかのカードをめくるのか忘れてしまったのです。
というか、めくること自体がわからなかった。
ということで、間が開いてしまって何も考えずに適当に取ってしまいました。
後で考えると、あれでレースの難易度が変わってくるのですね。
具体的に言うと“気合い”の溜まる量が違うんだそうです。
適当に取ってしまったので、どういった影響があるのかわからずでした。
まさかの失態が
しかし、2回目のソリティアが最後の1枚を取れずにまさかのパーフェクトならず。
これはショックでした。
肝心のGⅠ出走でしくじってしまいました。
しかも、最初のソリティアをクリアしたのに。
これで相殺か、さらに条件が悪くなったかもしれません。
それでも3回目のソリティアはなんとかクリア。
これは余裕でした。
最後は直線で心臓破りの上り坂があるのが分かっていたので、ムチは温存。
コース取りも馬群が寄りやすいところから少し避けたかんじに位置取り。
もはやインもアウトも関係ないのですが、インはやっぱりみんなが寄るかなと思ったのでアウトに位置取りしました。
これがよかったのか馬群に揉まれず一気にスパートをかけることができたのです。
ムチはガマンガマン
ムチはガマン…。
これを呪文のように脳内で唱えていました。
3回使えるので最後に使えば良いと思っていたのですが、馬群の中で少し抜け出したかったので、バックストレートの序盤でムチを一回使いました。
この後はガマンです。
しかし、けっこう気合いが溜まっていたので、ムチを入れずともトップを競っていました。
これならいけるかも!!
と思ったのも事実。
なにしろ後半も後半でムチが2回使えるのですから。
そのとき、鼻差で2着だったのでその時点で勝利を確信したかも。
とはいっても、競っている馬もスタミナたっぷりだったかもしれませんし、過信は禁物。
そろそろっと2回目のムチを入れます。
鼻差のリードに
そうすると、するするっと鼻差のリードに。
そこから、なんと競っている馬がずるずると下がっていったのです。
そこで勝利を間違いのないものにして、さらに最後のムチを使ってゴールイン!
GⅠ初優勝の瞬間です。
今後はどうする?
念願のGⅠ初制覇となりました。
最初の目標を達成した瞬間です。
じゃあこれからどうするの?ということですが、もちろんゲームは続行します。
GⅠ初制覇はまだまだ、ゲームの序盤といったところでしょう。
まだ、ソリティ馬を遊び尽くしていません。
自分自身もわかっているようで、わかっていないことが多いと思い知らされました。
馬の乗り換えもしていないし、世代交代もしていません。
何よりネット対戦もしていないので、まだまだこれからですね。
スプリントレースの双璧とも言える、高松宮記念も制覇したいですし、オールスターとなる有馬記念に出走できれば本望です。
恐らくですが、世代交代をしたり馬の乗り換えで翌年からはもっとハイレベルなレース展開が期待できるかも。
古馬でしばらくやってみるか
言ってもまだ4歳ですからね。
スプリントレースは3歳4歳がピークと言われていますが、近年では7歳馬が勝ったレースもあります。
何が起こるかわからないのが競馬の面白いところ。
そういったハプニングめいたパラメータも随所に散りばめているのがソリティ馬なのかもしれません。
実際は、けっこうデータに忠実な印象ですが、なにしろゲームをしている本人が当てにならないのですから、そこが出たとこ勝負の面白いところなのです。
ということで、5歳馬6歳馬でGⅠ各2勝できれば…と思っています。