ウイスキーボンボンてまだあるの?アルコール入ってるから運転できないよね

ウイスキーボンボンって何?

特徴や由来、アルコール度数についても解説!

「ウイスキーボンボン」とは、名前の通りウイスキーが入っているお菓子のこと。

大人な味わいで、お酒が好きな方にプレゼントするのにもぴったりのスイーツなんです。

ここでは、ウイスキーボンボンの特徴や名前の意味についてご紹介します。

また、気になるアルコール度数についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ウイスキーボンボンとは?

「ウイスキーボンボン」とは、一口サイズのチョコレートの中にウイスキーが入っているチョコレート菓子のこと。

そんなウイスキーボンボンを日本で初めて作ったのは、ロシア出身のマカロフ・ゴンチャロフ氏だと言われています。

ゴンチャロフ氏は、ロシア革命のさなか、日本にやってきた菓子職人。

ロシアにいた頃は、ロマノフ王朝の宮廷菓子職人でした。

そのときの技術を活かし、日本に広めたのがウイスキーボンボンなのです。

ゴンチャロフ氏は、1923年に神戸にチョコレート工場を開業。ボンボンショコラをはじめ、いろいろな形のチョコレートを詰め合わせたファンシーチョコレートなどを発売しました。

当時の日本には、そのような繊細で美しいチョコレートを作る技術や設備、原料がまだなく、珍しかったため、ウイスキーボンボンの魅力は人々に受け入れられ、どんどん広まっていったのだそうです。

ウイスキーボンボンの特徴は?

ウイスキーボンボンは、メーカーや商品によって丸いものや四角いもの、ボトル型のものなど、さまなざまな形があります。

しかし、なぜチョコレートの中に液状のものを入れられるのか、疑問に思う方も多いですよね。

実は、ウイスキーボンボンの中のウイスキーは、表面が薄い飴状になっているのです。

これは、砂糖の再結晶化する性質を利用したもので、簡単に言うとウイスキーが砂糖の殻に包まれた状態になっています。

そのウイスキーにチョコレートをかけることで、今回テーマであるウイスキーボンボンができあがるのです。

チョコレートを口に入れると、カリッとした食感の砂糖の殻からウイスキーの芳醇な香りが広がり、さらに甘いチョコレートと絶妙に調和して、優雅な味わいが楽しめます。

ウイスキーボンボンの”ボンボン”ってどんな意味?

ところで、ウイスキーボンボンという名前にはどんな意味があるのでしょうか。

名前の由来についてもチェックしてみましょう。

「ボンボン」とは、フランス語でキャンディという意味で、一口サイズのお菓子を指します。

フランス語で「よい」や「おいしい」を意味する「bon」がもととなっているのだとか。

一口サイズのチョコレートをフランス語でいうと「ボンボン・オ・ショコラ」ですが、日本に伝わってからはボンボンショコラと呼ばれるようになりました。

ウイスキーを包んだボンボンにはチョコレートだけではなく、砂糖菓子で包んだものもあります。

フランスでは、それらを総称して「ボンボン・ア・ラ・リキュール」と呼ぶのだそうです。

ちなみに、ウイスキーボンボンのようにお酒を包んだチョコレートは、ベルギーでは「プラリーヌ」、ドイツやスイスのドイツ語圏では「プラリーネン(プラリネ)」と呼ばれています。

ウイスキーボンボンのアルコール度数は?

ウイスキーを包んだウイスキーボンボン。

とってもおいしいですが、アルコールに弱い方や車の運転をする方にとってはアルコール度数も気になりますよね。

以下でウイスキーボンボンのアルコール度数についてご説明します。

ウイスキーボンボンのアルコール度数は商品によっても異なりますが、一般的には1つあたり2~3%だといわれています。

ウイスキーボンボンは1つ1つは小さなものなので、実際のアルコール含有量は少ないかもしれませんが、いくつも食べるとそれだけたくさんのアルコールを摂取することに。

食べる前に、商品のアルコール度数の表示なども参考にしてみてくださいね。

ウイスキーボンボンはあくまでお菓子なので酒税法上では酒類ではありません。

ですが、食べる量や体質によっては体からアルコールが検出される可能性があります。

お酒の弱い方や車の運転をする方は食べる量やタイミングに注意が必要です。

上記のことからもわかるように、ウイスキーボンボンは大人向けのお菓子なので、子どもが誤って食べてしまうことのないよう、保管場所には注意してくださいね。

大人の味わい!ウイスキーボンボンを楽しもう

今回は、ウイスキーボンボンの由来や特徴、アルコール度数について解説しました。

チョコレートとウイスキーのハーモニーがたまらないウイスキーボンボン。

普段チョコレートなど甘いものをあまり食べない方にもおすすめです。

ぜひ味わってみてくださいね!

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

※妊娠中の方、授乳中の方の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。またアルコールに弱い方、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。


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