阪神・近本への死球で謝罪が当然の風潮の中で巨人・高梨の戦い

【阪神】近本光司「右肋骨骨折」

離脱に岡田監督もショック隠せず「骨折やからしゃあないやん」

阪神は7月4日、「右肋骨(ろっこつ)骨折」のため近本光司外野手(28)の出場選手登録を抹消すると発表しました。

死球についてはノーコメント…

前日3日に兵庫県内の病院で診断を受けていました。

この日の午後、広島駅に球団広報とともに姿を現し、帰阪しました。

チームの柱を欠く事態に岡田監督は「骨折やから、しゃあないやん」とコメント。

近本は2日の巨人戦(東京ドーム)の7回、高梨から右脇腹付近に死球を受けたのです。

痛みでうずくまるシーンもありましたが、その後はフル出場を果たしていました。

試合後、死球について「ノーコメントで」としていました。

守備の要を失う

前日3日には検査を受けた後、新幹線で広島入り。報道陣には「何も話すことはありません」とだけ言い残していました。

多くは語らなかったものの、離脱は避けられない負傷だった模様。

3位広島との3連戦当日、チームは絶対的な1番打者不在で戦うことになります。

近本はプロ5年目の今季、ここまで全73試合に先発出場し291打数80安打、打率2割7分5厘。

キャリアハイの42四球で出塁率3割7分1厘とリードオフマンの仕事を存分に果たす一方、すでに昨季を超える35打点を稼ぎ、ポイントゲッターとしても存在感を示していました。

2年連続ゴールデン・グラブ賞を誇る中堅守備にも絶対的な安心感があり、守備の要を失うことも痛いところです。

故障離脱は初めて

昨季は新型コロナウイルス感染による離脱はあったものの、故障離脱はありませんでした。

故障で戦線を離れるのは、21年シーズン終盤の10月に右ハムストリングに強い張りを感じた時以来となります。

ただ、この時も出場選手登録は抹消されず、代打待機などでチームに残っていました。

ネットの声

「タイガースの選手の中で1番離脱したら痛い選手が長期離脱になってしまった、、
走攻守で近本選手の変わりなんていないけど、全員でカバーしていくしかないし、得点力は間違いなく下がる。こういう時こそ泥臭く1点を取りに行き、1点を守る野球が必要だね。」

「近本は阪神の命綱。これ、ファン同士で大騒ぎになればなるほど、高梨は左打者のインコースを攻めにくくなるね。特に阪神戦は。ツイートが火に油を注いでいるし。今度甲子園G戦までに阪神が打線が原因で失速してたら甲子園は更に大変なことになりそうだ。取り合えず高梨はしっかりと謝罪を表明した方が良いと思うが。」

「ボール真下に落ちてたし嫌な当たり方したなぁとは思ってたけど、骨折は本人も痛いしチームも痛いなぁ。ここで若いのが頑張って奮起してくれると助かるんやけどな。」

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