ホンダ スカッシュ 小さいけどキビキビ走るかっこよさがあった!
ホンダ スカッシュは、1981年にホンダから発売された50ccクラスの原付スクーターで、現在でも強い個性を放つ旧原付として語られる存在です。

1980年代初頭は、日本国内で原付スクーターの需要が急激に高まった時代でした。

通勤や通学、買い物など日常の移動手段として原付が一般家庭に広く普及し、各メーカーは実用性を重視したモデルを次々と投入していました。

その中で登場したホンダ スカッシュは、単なる移動手段に留まらず、「乗る楽しさ」や「デザインの個性」を強く打ち出した異色の存在でした。

角張ったボディラインと直線的なフォルムは、当時主流だった丸みを帯びたスクーターとは明確に異なり、街中でもひと目で分かる存在感を放っていました。

アップライトなハンドルポジションは視界が広く、街乗りでの安心感にもつながっています。

搭載されているエンジンは空冷2ストローク単気筒49ccで、軽量な車体と組み合わさることで、原付としては十分以上の動力性能を発揮します。

2ストエンジン特有の鋭いレスポンスは、信号の多い市街地走行でもストレスを感じさせません。

生産期間は1980年代前半と比較的短く、後継モデルが存在しなかったこともあり、現在では現存数が少ない希少な旧原付となっています。

近年ではレトロスクーターや旧原付ブームの影響を受け、ホンダ スカッシュは再評価の対象となりました。

実用性と趣味性を兼ね備えた原付として、中古市場でも一定の人気を保っています。

どんなバイク?

ホンダ スカッシュは、原付スクーターでありながら、一般的なスクーターとは異なる思想で設計されたモデルです。

最大の特徴は、アップライトなライディングポジションとコンパクトな車体構成にあります。

ハンドル位置が高めに設定されているため、背筋を伸ばした自然な姿勢で運転することができ、街乗りにおける視認性が非常に高い点が魅力です。

シート高は低めに設定されており、身長や体格を問わず足つき性に優れています。

原付初心者やリターンライダー、女性ユーザーでも安心して扱える設計と言えるでしょう。

車体重量は約60kgと非常に軽く、押し引きや駐輪時の取り回しが楽な点も大きなメリットです。

狭い住宅街や細い路地でも扱いやすく、日常の移動手段として非常に優秀です。

エンジンは空冷2ストローク単気筒で、低回転からトルクが立ち上がりやすく、発進時の加速がスムーズです。

信号待ちからのスタートでももたつきが少なく、街乗り用途との相性は抜群です。

装備は必要最低限に抑えられており、無駄を削ぎ落としたシンプルな構成となっています。

このシンプルさは、整備性の高さや維持のしやすさにも直結しています。

旧原付として長く付き合える素質を持ったバイクだと言えるでしょう。

ホンダ スカッシュのインプレッション

実際にホンダ スカッシュに乗ってみると、まず最初に感じるのは車体の軽さと操作のしやすさです。

押し引きの段階から非常に軽快で、原付の中でもトップクラスの取り回しやすさを感じます。

走行を開始すると、2ストロークエンジン特有の鋭いレスポンスが印象的です。

アクセル操作に対する反応が素直で、発進から中速域までスムーズに加速していきます。

街乗りでは十分な動力性能があり、交通の流れに乗ることに不安を感じる場面はほとんどありません。

ハンドリングは安定しており、低速域でもふらつきにくいため、初心者でも安心して運転できます。

サスペンションは柔らかめの設定で、路面の凹凸を穏やかに吸収してくれます。

そのため、舗装状態の悪い道や段差の多い市街地でも快適性が損なわれにくい印象です。

一方で高速域では、現代のスクーターほどの直進安定性はありません。

しかし、そもそもホンダ スカッシュは街乗りを主用途とした原付であり、その範囲では非常にバランスの取れた乗り味です。

エンジン音や振動、キック始動といった要素を含め、機械を操る感覚を楽しめる点は旧原付ならではの魅力と言えるでしょう。

ホンダ スカッシュのスペック

全長 約1,650mm
全幅 約650mm
全高 約1,000mm
ホイールベース 約1,150mm
最低地上高 約120mm
車両重量 約60kg
エンジン形式 空冷2ストローク単気筒
排気量 49cc
最大出力 約6.3PS
最大トルク 約0.7kgf・m
燃料供給方式 キャブレター
始動方式 キック式
ブレーキ 前後ドラムブレーキ
フレーム形式 スチール製アンダーボーン
これらのスペックを見ると、ホンダ スカッシュが数値以上に扱いやすさを重視して設計されていることが分かります。

軽量な車体と短いホイールベースは、街中での小回り性能に大きく貢献しています。

最大出力やトルクの数値は控えめですが、2ストエンジン特有のレスポンスにより、実走行では十分な力強さを感じられます。

キャブレター仕様であるため、セッティングや整備を楽しめる点も旧原付ならではの魅力です。

構造がシンプルなためトラブルが少なく、維持しやすい原付として長く付き合える点も高く評価できます。

みんなのインプレッション

『軽くて小回りが効くので街乗りが本当に楽です』

『レトロなデザインで所有している満足感があります』

『2ストロークエンジンの音と加速感がクセになります』

『整備がしやすく旧原付として付き合いやすいです』

『通勤や買い物にも問題なく使えています』

『現代のスクーターにはない味があります』

『スピードよりも楽しさを重視する人に向いています』

『長く大事に乗り続けたい原付です』
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