護られなかった者たちへ 中山七里 (著) 宝島社 (2021/7/21)

号泣必至!

佐藤健、阿部寛出演!

10月1日映画公開予定の「骨太社会派ヒューマン・ミステリー」ついに文庫化です。

誰もが口を揃えて「人格者」だと言う、仙台市の福祉保険事務所課長・三雲忠勝が、身体を拘束された餓死死体で発見された。
怨恨が理由とは考えにくく、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。

しかし事件の数日前に、一人の模範囚が出所しており、男は過去に起きたある出来事の関係者を追っているらしい。そして第二の被害者が発見され――。

社会福祉と人々の正義が交差したときに、あなたの脳裏に浮かぶ人物は誰か。

「ドラマ恋つづでファン増の佐藤健が次に選んだ作品が発表された時に、これは原作を読んだ方がいいと思い、即ポチ。生活保護受給の過程、そこにたどり着けない人々…困窮すると言うことの現実がページを繰るごとに突き刺さった。「護られなかった人たち」の意味も納得。私が購入した本の帯に佐藤健の写真はないが、今は彼の写真が赤い帯に印象的だ。きっかけは私のように佐藤健でいい。多くのに人に福祉の現実を知ってほしいと思った。中山氏の著書は初めてだが、丁寧なのに飽きさせない、ラストの展開。読後の余韻が数日続きました。ステイホームなので映画のキャストを当てはめながら読み直しています。」

「佐藤健さん主演で映画化されるので読んでみました。生活保護というテーマで色々と考えることが
ありました。不正受給がある一方で本当に必要な人に支給されない・・・
窓口になる人たちの思い、苦悩。悲しい事件でしたが犯人への気持ちも複雑でした
佐藤健さん、阿部寛さんの演技がますます楽しみになりました。」

「七里さん作品が昔から好きです。
陳腐な言い方ですが、今回も読みながら色々と考えさせられました。今、普通の生活がおくれているということがどれだけ恵まれていることか。。。。日本という国の普段の生活からは見えない闇を小説を通して垣間見させてもらいました。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事