社長たちの映画史 中川右介 (著) 日本実業出版社 (2023/1/20) 2,420円

日本映画120年、全盛・斜陽期の経営者の興亡を中心に描く映画「経営」史

大スターも巨匠監督も名画さえも脇役、主役は個性際立つ超名物社長たち!

『プロ野球「経営」全史』でスーパースターの出てこない経営者たちのプロ野球史を描き切った中川右介が挑んだ映画を巡る経営者群像。

四大スター、三船敏郎、石原裕次郎、勝新太郎、中村錦之助はあくまで経営者として登場する。

世界のクロサワもあくまで社長・黒澤明としてキャスティングされている。

本書の主役たちは、そのすさまじき個性とバイタリティで、大スターにも引けを取らない。

■キャスト
永田雅一 大映・二代社長
堀久作 日活・十代社長
大川博 東映・初代社長、東急・専務
岡田茂 東映・二代社長
城戸四郎 松竹・四代、七代社長
藤本真澄 東宝・副社長、東宝映画・社長
大蔵貢 新東宝・五代社長、大蔵映画・社長
黒澤明 黒澤プロダクション・社長
三船敏郎 三船プロダクション・社長
石原裕次郎 石原プロモーション・社長
長谷川一夫 新演技座・社長、旧名・林長二郎
勝新太郎 勝プロダクション・社長
中村錦之助 中村プロダクション・社長
横田永之助 日活・創業者のひとり、五代社長
中谷貞頼 日活・六代社長
江守清樹郎 日活・常務
白井松次郎 松竹・創業者、二代社長
白井信太郎 松竹キネマ合名社・社長、蒲田撮影所・初代所長
小林冨佐雄 東宝・五代・七代社長、小林一三の長男
森岩雄 東宝・副社長
田中友幸 東宝映画・社長
佐生正三郎 新東宝・初代社長
五島慶太 東横映画、東映・創業者、東急総帥
五島昇 東急・社長、会長
マキノ光雄 東映・専務
根岸寛一 日活・多摩川撮影所長、満州映画協会理事
若槻繁 文芸プロダクションにんじんくらぶ・社長
円谷英二 円谷プロダクション・社長
大谷竹次郎 松竹・創業者、初代、三代、六代社長
小林一三 東宝・創業者、六代社長、阪急・創業者

■目次
第一部 群雄割拠から三社統合 1897-1945
第二部 再興と新興 1945-1955
第三部 見えない脅威 1956-1964
第四部 五社体制崩壊 1965-1971
長い後日譚

著者について
中川右介(なかがわ ゆうすけ)
1960年東京生まれ。作家、編集者。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、出版社アルファベータを設立、2014年まで代表取締役編集長。現在はフリーで編集に携わるかたわら、さまざまなジャンルの本を執筆。

著書:『プロ野球「経営」全史』(日本実業出版社)、『市川雷蔵と勝新太郎』(KADOKAWA)、『阪神タイガース1985?2003』『ロマン派の音楽家たち』(以上、ちくま新書)、『歌舞伎一年生』(ちくまプリマー新書)、『阪神タイガース1965?1978』『サブカル興亡史』(以上、角川新書)『1968年』(朝日新書)、『松竹と東宝』(光文社新書)、『角川映画 1976?1986〔増補版〕』(角川文庫)など多数。

「仁義なき戦いと言うより三国志ならぬ「六国志」、いや20国志とでもいうべきか。永田雅一氏や、大蔵貢氏は色んなエピソードが有る個性的経営者であるがゆえ、割と辛辣な話も「遠慮なく」記載されています。」

「1897年から1971年までの日本映画の興亡を描いた、544ページ、厚さ3cm、重さ499gという大著です。大著ですが無類の面白さで、あっという間に読めます。」

「以前、DVDで傑作『二・二六事件 脱出』(1962年3月公開)を観たとき、ヘッドマークが「ニュー東映」となっていて、その背景が、噴火中の火山の噴火口だった。そういうヘッドマークを、これまで見たことがなかったので、少し驚いた。」


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