子どもに迷惑をかけない・かけられない!60代からの介護・お金・暮らし 太田差惠子 (著) 翔泳社 (2021/3/15)

介護や住まい、老後資金といったシニア世代がやっておくべきことを解説した新刊本が今月、㈱翔泳社(東京・新宿区)からリリースされました。

タイトルは「子どもに迷惑をかけない・かけられない!60代からの介護・お金・暮らし」。

人生100年時代の長い老後を安心して暮らすために、「入院」「お金」「介護」「配偶者の死」「住まう場」「最期の準備」の各テ―マについて、具体的な事例を挙げているところは特に読みごたえがあります。

人生100年と考えれば、老後は思いのほか長いものです。

「自分のことは自分で」「子どもに迷惑をかけたくない」と考えているシニアは多いですが、実際に入院や介護などに直面したとき、子どもなど家族に負担をかけざるを得ないこともあります。

他にも、配偶者が亡くなり一人暮らしになったら?

今の住まいにずっと住めるか?

老後資金はどのくらい必要?

相続やお墓で家族に苦労をかけないか?

次のような事例は、誰にでも起こりうることですね。
(本書の内容の一部をご紹介します)

ある日突然、道で倒れたら?入院したら?

たとえば1人で外出しているときに道で倒れ、救急搬送されたらどうなるでしょう?

まず行われるのが、身元確認と家族への連絡です。

さらに、入院や手術をすることになれば、家族が身元保証人になり、保証金を支払い、医師からの病状説明に同席する必要がでてくるかもしれません。

入院中の衣類の洗濯や、家のことをやるのは誰? 退院後の療養生活は?

元気なうちに知識を得て準備をしておけば、いざという時に自分も家族も慌てずにすむでしょう。


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事